ダカール2023:ステージ10はセバスチャン・ローブが連続ステージウイン – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ダカール2023:ステージ10はセバスチャン・ローブが連続ステージウイン

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ダカールラリー2023年大会は1月11日のステージ10、ハラド〜シャイバ間の114kmを走行。前日、ポディウム圏内まで浮上してきたバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)のセバスチャン・ローブが、自身にとってダカールでの20回目となる2日連続トップタイムをマークした。
「ミスもトラブルもなく、いいステージになった。ただ、砂丘が100km以上も続いた。かなり長かったし過酷だったが、マシンのフィーリングはよかった」とローブ。

この日は、チーム・アウディ・スポーツのマティアス・エクストロームが2番手タイムをマークし、憂き目が続いていたチームに朗報をもたらした。
「あの砂丘ではマシンはよかったが、自分にとっては初めてだったので前半はくだらないミスをしないように慎重に走った。トップ3を狙いたいと思っていたので、期待していたような展開にはなっていない。相応のペースがあることは示せたと思うが、トラブルが多過ぎた。後半戦は、より強くなってこの場に戻ってくるために経験を積む機会にしている」とエクストローム。

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首位につけるトヨタ・ガズーレーシング・ダカールチームのナッサー・アル-アティヤ(トヨタGRダカールハイラックス)は、この日も堅実に4番手タイムでまとめ、大会連覇に向けて突き進んでいる。
「今日はあまりハードにはプッシュしなかった。明日はマラソンステージだから、リスクを負いたくなかった」とアル-アティヤは余裕を見せる。

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1月12日のステージ11は、シャイバ〜エンプティクオーター間に274kmが設定。クルー陣は、ステージをスタートした後はメカニックたちと離れステージ12のフィニッシュまで合流できない。それまでの計450km以上の間にトラブルが起きればクルーだけで修復を行わなくてはならない、今大会の山場だ。

ダカール2023 暫定結果(ステージ10終了時点)
T1 Car Class
1 N.アル-アティヤ(トヨタGRダカールハイラックス) 36:13:37

2 L.モラエス(トヨタ・ハイラックスオーバードライブ) +1:21:34
3 S.ローブ(プロドライブ・ハンター) +1:37:23

4 H.ラテガン(トヨタGRダカールハイラックス) +1:48:37
5 G.ド・ヴィリエール(トヨタGRダカールハイラックス) +2:10:56
6 R.デュマ(トヨタ・ハイラックス) +2:45:24
7 M.プロコップ(フォード・ラプターRSクロスカントリー) +2:50:02
8 B.バラグワナス(センチュリーCR6-T) +2:56:28


1月10日のステージ9、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーが走らせる2台のトヨタ・ランドクルーザー300 GR SPORTは、三浦昂がパンク1回とリム落ちに見舞われながらも、4輪部門総合107番手・市販車部門トップのタイムでステージをフィニッシュ。ロナルド・バソは、スタートから間もなく冷却系のトラブルでストップしたが、約1時間で修復して競技に復帰。総合121番手/部門2番手のタイムでフィニッシュし、累積順位ではバソが総合93番手/部門首位、三浦が同124番手/2番手で、部門1‐2体制を守っている。
三浦は「今日のコースはハイスピードでした。ただ、雨の影響で湿った土が泥になっているところがあり、走りにくかったです。パンク1本とリム落ちを1本しましたが砂丘でスタックはなく、まずまず順調な1日でした」と振り返った。

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ハイブリッドシステムを搭載した日野600シリーズで参戦している日野チームスガワラの菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組は、エンジンの水温上昇のトラブルに対処しながらの走行。トラック部門13番手のタイムでフィニッシュし、累積順位では目指していたトラック部門10番手に浮上した。
菅原は「中間日でエンジンを開けてみて状況が分かったので、心配しましたが、走り出したらパワーダウンも感じられず、ハイブリッドも好調で普通に走れました。冷却水を補給する頻度が高くなりましたが、行くしかないです」と意欲を見せている。

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