今年のレース・オブ・チャンピオンズは11月26、27日にドイツ・デュッセルドルフで行なわれることが決定した。
これについてオーガナイザーのフレデリック・ジョンソンは次のように説明している。
「我々は北京のバーズネストスタジアム、そしてイギリスのウェンブリースタジアムの運営で成功を収め、世界各国からこういった第一線級のオファーを受けてきた。どのオファーを受けるのか時間をかけて絞ってきたわけだが、最終的にドイツで行なわれるレースを引き受けることにしたよ。1989年、ニュルブルクリンクで開催されたレース・オブ・チャンピオンズも我々が運営し、成功を収めているから心配はないよ」
ジョンソンは最近盛り上がっている、シューマッハー＆ベッテル人気にあやかり、集客数の増加も見込めるのではないかと話す。
「ミハエル・シューマッハーとセバスチャン・ベッテルの参戦も見込んでいる。レースは11月の終わりに開催予定だけれど、デュッセルドルフの地元住人たちも熱狂するんじゃないかな？」
これについてミハエル・シューマッハーは参戦に向けた前向きなコメントを出している。
「レース・オブ・チャンピオンズがドイツで開催されるなんて、とてもおもしろいと思うよ、特にセバスチャン（ベッテル）が出ることが大きいよ。僕は過去にネイションタイトルを獲ってはいるけれど、だからこそすごくプレッシャーを感じてもいる。でもホームの観客に囲まれるという絶好の機会だから、タイトル防衛を成し遂げることを楽しみにしている」
会場となるデュッセルドルフのエスプリアリーナは５万人収容のスタジアムで、屋根が開閉式になっているため、全天候に対応が可能。ヒーターも設置されているため、気温が低くても快適な観戦ができるという。現時点ではラリードライバーの参戦については言及されていない。
