WRCアクロポリス:WRC2はエミル・リンドホルムが優勝、選手権2番手に浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアクロポリス:WRC2はエミル・リンドホルムが優勝、選手権2番手に浮上

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WRC第10戦アクロポリス・ラリーギリシャ(グラベル)、WRC2はエミル・リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が優勝。リンドホルムは、前回参戦したフィンランドに続いて参戦2連勝を達成した。

リンドホルムは、SS2で首位に躍り出ると、ラフなグラベル路面と猛暑の中、ライバル勢を置き去りにして一度も順位を譲らなかった。2番手につけるニコライ・グリアジン(ファビア・ラリー2 Evo)に44.6秒差をつけて最終日を迎えたリンドホルムは、残る3ステージをペースコントロールしながら悠々と走り切り、最終的に36.1秒差をつけてトップフィニッシュ。総合順位でも8位に食い込んで見せた。

リンドホルムは、前回参戦したフィンランドでは、トップフィニッシュしたテーム・スニネンが、イベント後の車検で車両違反により失格となったことで、繰り上げ優勝を果たしていたが、今回の美酒の方がより美味しさを感じているようだ。

「このラリーは自分たちのペースで勝ち切ったので、心から本当にうれしい」とリンドホルムは喜びを見せた。
「このラリーは自分たちと相性がいいと思っていたが、リスクが高いのでもちろん確信は持てなかった。でも、本当にうまく乗り切れたし、このコンディションの中で生き残るマシンを与えてくれたチームにも心から感謝している」

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選手権リーダーのアンドレアス・ミケルセン(ファビア・ラリー2 Evo)がスーパーSSでヒットしてデイリタイアと波乱の幕開けとなったWRC2部門。選手権2番手につけるヨアン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)にとってはタイトル獲得に向けてビッグチャンスが到来したかのように見られていた。

しかし、3番手でポディウム圏内につけて最終ステージを迎えたロッセルは、ヘアピンコーナーでまさかの転倒。ラリーリタイアを喫した。ロッセルのリタイアにより、2位のグリアジンに続いてポディウムに上がったのは、キプロスのアレクサンドロス・ソウロフタス(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)。4番手で追うエイビン・ブリニルドセン(ファビア・ラリー2 Evo)を2.9秒差で振り切った。

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一方のミケルセンは、SS1でデイリタイアしてマシンを修復して再スタート。SS2終了時点では部門33番手と大きく出遅れたが、好タイムを連発して猛烈な勢いで挽回。SS15では、総合3番手タイムもマークして、部門7番手でのフィニッシュにこぎつけた。

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選手権争いでは、ミケルセンは首位を死守。リンドホルムが20ポイント差の2番手に浮上し、ロッセルは29ポイント差の3番手に後退している。しかし、参戦7戦中、ベスト6戦のポイントがカウントされる今季のWRC2、ミケルセンはこれで7戦の参戦を終了した。一方、ロッセルは今回のアクロポリスが6戦目、リンドホルムは5戦目。さらに、ミケルセンに33ポイント差の選手権4番手につけるカエタン・カエタノビッチ(今回は不参戦)は、今季の参戦はまだ4戦のみだ。

WRCアクロポリス WRC2部門最終結果
1 E.リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) 3:42:38.6
2 N.グリアジン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +36.1
3 A.ソウロフタス(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +3:07.2
4 E.ブリニルドセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +3:10.1
5 F.ザルディバール(ヒョンデi20 Nラリー2) +5:19.0
6 G.ジル(シュコダ・ファビア・ラリー2) +7:49.1
7 A.ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +7:53.8
8 M.プロコップ(フォード・フィエスタ・ラリー2 MkII) +8:13.2



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