WRCベルギー:Mスポーツ・フォードは3台のラリー1をエントリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCベルギー:Mスポーツ・フォードは3台のラリー1をエントリー

©M-SPORT

今週開催されるWRC第9戦イープル・ラリーベルギー(ターマック)に、Mスポーツ・フォードはクレイグ・ブリーン、アドリアン・フルモー、ガス・グリーンスミスの3人をフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1のドライバーとしてエントリーする。

ブリーンは、昨年のベルギーにヒョンデから参戦して2位でフィニッシュしている。イープルラリーとしては6回目の参戦で、2019年には総合優勝も飾っており、これまでの経験と舗装ステージの自信を糧に、好パフォーマンスを披露することを目指す。
「いつも好きなラリーなので、またイープルに参戦できるのはうれしい」とブリーン。
「もう何度も参戦してきたし、昨年はラリー全般を通して優勝争いをして、いい速さも見せられた。WRCのカレンダーに入る前、2019年には勝っているイベントでもあるので、いい思い出のあるラリーだ。楽しみにしているし、マシンの速さを披露していいリザルトを収めたい。ターマックでは最初からいいペースを見せていたので、どこまでできるか楽しみだ」

実家はサービスパークから40kmほどと、ほぼ地元ラリーと言ってもいいフルモーは、テクニカルなステージにも慣れている。昨年のベルギーにはフォード・フィエスタWRCで参戦して序盤は好ペースも見せており、今年も活躍が期待される。
「またターマックラリーを迎えることも、すごくテクニカルなラリーのイープルに参戦できることもうれしい」とフルモー。
「グリップレベルの変化が多く、速く効率的に対応しなくてはならないジャンクションもたくさんある。すごく高速のセクションがたくさんあるが、かなりナローで入り口のグリップが低いので、しっかり集中を維持していかなくてはならない。シーズンの中で、一番実家に近いラリーで1時間もかからないから、たくさんのファンが来てくれるのを楽しみにしているし、心からエンジョイしたい。今回の目標は、ターマックでの自信を築いて相応の順位でラリーをフィニッシュすること」

グリーンスミスもイープルの参戦は今回が2度目。今回はこのイベントでの知識を深めることを目指す。
「イープルはとても難しく独特のラリー。どの道もディッチが並んでいてミスが許される余地が少なく、道自体もすごく狭い。見た目はすごくシンプルに見えるのに、いざ挑むとなるとトリッキーなラリーだ。僕らのマシンはターマックでいい走りを見せているので、その力をうまく引き出していいリザルトを収めたい」



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