哀川・奴田原両選手、北の大地を激走 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

哀川・奴田原両選手、北の大地を激走

 

 深い轍ができるコースコンディションで、多くのマシンがリタイヤするサバイバルゲームの様相を呈してきたWRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリージャパンは9月11日、3日目を迎えました。

 前日、ステアリングギヤボックスのトラブルでデイリタイヤした哀川翔選手のフィエスタST(#105)は深夜にまでおよぶメカニックの努力により、無事にスーパーラリー規定で再スタートを果たしました。フィエスタR2の奴田原文雄選手(#75)もさらに上位進出を目指しコースへ向かいました。

 完調となったマシンで、今回最長の33.76キロとなるSS12(KAMUYCEP 1)へ挑んだ哀川選手は、昨日とは打って変わったペース(32分32秒9)で快走。
 つづくSS13ではステージ順位では66台中52位となる8分52秒9をマークしました。

 一方、奴田原選手は上位4WD勢に割ってはいるタイムを連発。
 SS13ではブレーキトラブルを抱えながら走行するも66台中25位の順位で午前のステージを終了しました。

 SS14はSS11、SS15はSS13のそれぞれリピートステージとなり路面の悪化が予測されるため、奴田原選手はタイヤを185/60R15から185/65R15へと悪路対策でサイズを変更して走行するも、あまりの路面の酷さにSS14では約14秒、そしてSS15では30秒近くもタイムダウンしてしまいました。
 その結果、総合順位65台中25位で本日のラリーを終了しました。

 哀川選手はSSを走りこむにつれリズム感を取り戻し、安定したタイムをマーク。
 リピート走行で荒れたSSでもタイムダウンを最小限に抑えサービスパークへ無事もどってきました。

 ラリージャパン最終日となる明日は340.5キロ(内SSは55.68キロ)で戦われます。

引き続き皆様の熱い応援・声援をいただけますよう、
宜しくお願いいたします。

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