WRCポルトガル:ダニ・ソルド「タカの走りはお見事だった」デイ3コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ダニ・ソルド「タカの走りはお見事だった」デイ3コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCラリーポルトガル、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。この日を3番手で迎えたヒョンデのダニ・ソルドは、5.2秒差で続くトヨタの勝田貴元と激しい3番手争いを展開。この日、トップ3タイムを連発して3番手に浮上した勝田を賞賛するソルドは、その差5.7秒差で、昨年2位でフィニッシュしたラリーポルトガルでの最終日を迎える。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合首位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「いい1日だった。今日もミスなくクリーンに走り切ったのは、とても重要なこと。マシンに余裕を感じられたので限界までプッシュする必要がなく、午後はエルフィン(エバンス)にも追いつけたので、心から満足しなくてはならない。このように首位に立つことができるなんて予想していなかった。ロングステージの中盤は雨に見舞われてしまったので、ハードタイヤで走るのは簡単ではなかったが、プッシュして差をつけようとしたのがうまくいった。明日は接戦になるので、午前中はどんなフィーリングとペースになるか様子を見る。エルフィンは昨年、あのステージですごく速かったので、彼と優勝争いをしたければハードにプッシュしなくてはならない」

■エルフィン・エバンス/総合2番手(↓)

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前はとてもリズムがよく、カッレととても楽しくバトルができた。彼は午後、本当にいい走りをしたし、ロングステージでの雨は自分には味方しなかった。かなり変わりやすい天気だった。序盤はかなり強い雨が降っていて、あちこちに水たまりができていてものすごくスリッパリーになっていたので、驚かされた。終盤はそう悪くはなかったが、序盤でかなりタイムをロスしすぎてしまい、それが響いたのだと思う。でも、カッレがこのコンディションの中でとてもいい走りをしていたのも事実。明日は必ずいい戦いになるので、楽しみにしている」

■セバスチャン・オジエ/SS11後にデイリタイア

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前2本目のステージで、ミスをしてしまった。200mくらい手前でハイブリッドシステムが使えなくなって少し集中力を欠いてしまい、次のコーナーのペースノートをよく聞いていなかった。それで速度が高すぎてしまい、バンクにヒットしてスピン、スタックしてしまった。もう何も争っていないなかで、これ以上ダメージが大きくなるリスクを抱えて午後も走る意味はなかった。もちろん、今日はテスト代わりに活用してこのマシンでの経験を積みたかった。でも、明日もステージが残っているので、必要になればチームのためにポイントを獲得する援護をする」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ダニ・ソルド/総合4番手(↓)
「まずはタカ(勝田貴元)にお見事と言わなくてはならない。今日は自分も3位を守るために全力を尽くしたからね。でも、彼がすべてのステージでアメージングな走りをしたので、守り切れなかった。アマランテの2回目(SS15)は少し不運もあり、大雨の中で走らなくてはならなかったので、ティエリーにも差を詰められた。走行中のほとんどで道が見えにくかったので、スーパーSSでハードにプッシュしようと自分に言い聞かせていた。最初のランナバウトで少しタイムをロスしたが、終わり方は良かったので好タイムをマークできた。もちろん、道は良くなってきていたので、それはアドバンテージになった。明日はまた新しい1日。3位を奪還するためにハードにプッシュして、できればポディウムの上でフィニッシュしたいね」

■ティエリー・ヌービル/総合5番手(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「昨日のように後退してしまうと翌日を迎えるのは難しいものだが、自分たちは絶対にあきらめない。プッシュを続けることが、自分たちにもチームのためにも重要だ。午前は順調に進み、順位をふたつ上げることができた。金曜日に砂利掃きのためにソフトコンパウンドを使い尽くしてしまったから、タイヤ戦略がすごくチャレンジングだった。テクニカルなトラブルで、計画が変わった。今日の最初のループを走り切ってタイムを取り戻した。午後は、少しポディウム圏内に近づいた。アマランテのステージも常にコンディションが変わっていき、中盤は雨も降ったがまずまずの走りができた。明日は、みんなが熟知しているステージ。天気も面白いことになるかもしれないが、どうなるかは誰にも分からない。ひとつ確かなことは、自分たちは全力を尽くすということだ」

■オィット・タナック/総合8番手(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「昨日よりはトラブルが少なかったが、だからといって順調だったわけではない。まずまずうまくいったステージもあったが、そうでもないところもあった。2ループ目は砂利が多くなってよりチャレンジングになり、ハードタイヤだったので走行順が先頭では大変だった。今回のラリーで進歩できることはごくわずか。トリッキーな戦いになっているが、その中でも、マシンの挙動はどうかなど何かしらを理解して次につなげようと努力している。これは、自分たちがやり遂げなくてはならない仕事だ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■クレイグ・ブリーン/総合6番手(↑)

M-SPORT

「信じられないほど難しかった。なんとか走り切ったよ。(インタビュアーのマーカス・グロンホルムに)ところで、あなたがタイトルを獲った時のフォーカスを父が持っているんだけど、買わない? お安くしておくよ(笑)」(SS16終了時点)

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合7番手(↓)
*マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外
「フロントをロックしてしまった。自分たちのミスだ。リヤをハードに押し付けてしまった」(SS16終了時点)

■アドリアン・フルモー/総合9位(=)
「自分が今まで走った中で、一番遅いステージだったと思う。とてもスリッパリーですごく遅かった。もっと走行が重なれば泥がなくなって、良くなるだろうね。WRC2勢の方がタイムがいいかもしれない」(SS16終了時点)

■ガス・グリーンスミス/SS14前のリエゾンでデイリタイア
*マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外
「左コーナーを抜けている時に柔らかいバンクがあったのだが、その中に何か固いものがあった」(SS13終了時点)

■セバスチャン・ローブ/SS11でデイリタイア

M-SPORT

「すごく難しくて、予想以上に湿っていた。タイヤチョイスはあまりよくなかった。ハードを2本履いたが、ベストではなかったと思う」(SS10終了時点)



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