WRCクロアチアラリーを前に同国の観光・スポーツ大臣がプーマ・ハイブリッド・ラリー1に試乗 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCクロアチアラリーを前に同国の観光・スポーツ大臣がプーマ・ハイブリッド・ラリー1に試乗

©WRC PROMOTER / Tomislav Moze / Mario Pavlovic

WRC第3戦クロアチアラリー(4月21〜24日、ターマック)の開催を前に、Mスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーンが、クロアチアのニコリナ・ブルニャック観光・スポーツ大臣をフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1に乗せて高速ドライブを体験させた。

Mスポーツ・フォードは、首都ザグレブの南西にあるカルロバツ近郊で行っていたクロアチア向けのプレイベントテストにブルニャック大臣を招待。大臣は、ブリーンが駆るプーマ・ハイブリッド・ラリー1でターマックステージでの走行を体験した。

ヘルメットを脱いだ後は満面の笑みを浮かべたブルニャック大臣は、緊張よりもスリルの方が勝っていたと語った。
「こうした経験は初めてだったので、最初は少し怖かった。でも、すべてが大丈夫だと分かってからは助手席に乗っていることを楽しめたし、本当に素晴らしい気分だった。一生に一度の経験だった」とブルニャック大臣。

昨年、初めてクロアチアで開催されたWRC戦は総合8位でフィニッシュしているブリーンは、大臣を乗せての走行はとても楽しかったと語った。
「ここの道は、特にラリー1マシンで初めてラリーを体験するには絶好の場所。バンプやジャンプがたくさんあって、本当に素晴らしいよ」とブリーン。
「大臣は最初、どんな走りになるか想像がつかなかったので怖がられていたが、ステージを走り出したら大臣も楽しみ始めた。“ペースを落として”と1、2回おっしゃったが、大丈夫ですよ、と安心してもらうようにした。少しだけ速度を落としたが、大臣が楽しんでいる様子が分かったので終盤は速度を上げた」

今回のWRCクロアチアは、ハイブリッドの新世代マシン、ラリー1にとって初めての純粋なターマックラリー。スノーやアイスがあるものの多くがターマック路面の開幕戦のラリーモンテカルロで3位に入ったブリーンは、クロアチアでも活躍が期待される。

「このラリーは昨年、初めて参戦したが、みんなとても楽しんでいたと思う。正直、ここのターマックはバンプやジャンプが多くて、自分の母国アイルランドを思い出させる。本当に楽しいし、みんなこのラリーを楽しみにしているよ」とブリーンは意気込みを語った。

WRC PROMOTER / Tomislav Moze / Mario Pavlovic

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