WRCスウェーデン:勝田貴元、GRヤリス・ラリー1での出場2戦目で総合4位を獲得 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:勝田貴元、GRヤリス・ラリー1での出場2戦目で総合4位を獲得

©TOYOTA

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、2月25日(金)から27日(日)にかけて行われたWRC第2戦スウェーデンに、コ・ドライバーのアーロン・ジョンストンと共に出場し、総合4位で完走を果たした。自身のキャリア初となる総合2位を獲得した昨年6月のサファリ・ラリー・ケニアに次ぐ、好成績を残した。

(以下チームリリース)


2022年のWRCは車両レギュレーションが大きく変わり、新たにハイブリッドシステムを搭載する「Rally1」がトップカテゴリーラリーカーに位置づけられました。フルスノーラリーイベントのスウェーデンは、FIA Rally1技術規則に基づいて開発されたGR YARIS Rally1にとって2戦目となり、勝田は最高出力500馬力以上を発揮するハイブリッドラリーカーで、氷雪路に挑みました。

2年ぶりの開催となったラリー・スウェーデンは、雪を求めて開催地を以前よりも大きく北に移動。北部の中心的な都市であるウーメオーを中心とする、新しいイベントに生まれ変わりました。ステージも完全に新しくなったため、ドライバーとコ・ドライバーはレッキ(コースの下見走行)で、ペースノートをゼロから作らなくてはならず、それもまた勝田にとって大きなチャレンジになりました。

ラリー初日、勝田は新しいクルマと予想以上に滑りやすい氷雪路に苦戦、SS4では雪壁に突っ込みタイムロスを喫しました。しかし、午後のステージではタイムが向上し、一日の最後のSS7では3番手タイムを記録。競技初日を総合6位で終えました。競技2日目の土曜日は、クルマに対する自信をさらに深め、安定して5番手前後のタイムで走行。総合5位に順位を上げました。そして、最終日の日曜日は総合4位に上がり、ボーナスポイントを獲得可能な最終のパワーステージでは、4番手タイムを記録し2ポイントを獲得。総合4位という結果だけでなく、スピードも大きく向上し、非常に良い形でラリーを締めくくりました。なお、勝田はスウェーデンで合計14ポイントを獲得し、ドライバー選手権におけるランキングを6位に上げました。

勝田貴元
総合4位でフィニッシュすることができて、とても嬉しく思います。ラリー序盤は苦労しましたが、終盤はクルマが乗りやすくなり、ステージを楽しむことができました。サービスごとにセッティングをいろいろと変えた結果、最後はクルマのフィーリングが完璧になったので、チームには本当に感謝しています。特に土曜日以降は、クルマがとても乗りやすく感じられました。パワーステージでは、少しでも多くポイントを稼ごうとかなり攻めて走り、2ポイントを獲得することができました。もう少し速く走ることもできたとは思いますが、満足しています。しかし、何よりも重要なのはラリーを最後まで走り切ったことです。この週末、本当にいい仕事をしてくれたコ・ドライバーのアーロンにも感謝しています。

ユホ・ハンニネン(インストラクター)
タカにとって、非常にポジティブなラリーだったと思います。金曜日には小さなミスをしましたが、最終的な総合順位に大きな影響は及ぼしませんでした。クルマのセットアップを少し変更したところ、土曜日は朝からすぐに自信を取り戻しました。土曜日、日曜日とコンスタントに好タイムを記録し、最後のパワーステージでもいい走りで好タイムを記録して、ラリーウィークを締めくくりました。私も、とても満足しています。モンテカルロの後、新しいクルマでこのような好成績を残したことで、タカは次のクロアチアに自信を持って臨むことができるに違いないと思っています。

ラリー・スウェーデンの結果
1 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン(トヨタ GR YARIS Rally1) 2h10m44.9s
2 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1) +22.0s
3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ GR YARIS Rally1) +30.6s
4 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1) +2m19.4s
5 ガス・グリーンスミス/ヨナス・アンダーソン (フォード PUMA Rally1) +3m20.4s



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