ERCアゾレス:チームMRFタイヤから参戦のダニ・ソルドが初日トップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCアゾレス:チームMRFタイヤから参戦のダニ・ソルドが初日トップ

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC第5戦アゾレスラリー(グラベル)は9月17日、ポルトガル領アゾレス諸島最大のサンミゲル島でレグ1に設定された6SS・111.90kmの走行が行われ、ヒュンダイのWRCワークスドライバー、ダニ・ソルドが総合首位で折り返した。しかし、上位3台が4.5秒差にひしめく接戦となっており、初めてチームMRFタイヤからERC戦に参戦したソルドを4.0秒差の2番手で追うのは、現在選手権首位に立つアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)。さらにリカルド・ムーラ(ファビア・ラリー2 Evo)もさらに0.5秒差で続いている。

アゾレスラリー初参戦のソルドは、アゾレス選手権を10回制している地元強豪のムーラに29.1秒遅れでこの日最後から2本目のSS5をスタートした。しかし、ここでソルドは、ムーラとのギャップを一気に6.4秒にまで詰める激走でステージウインを奪取。さらに、この日最後の4.10kmのショートステージでもトラブルのない走りを見せた一方、ムーラは立ちこめるダストでラインを見失うなど苦戦を強いられ「かなりタイムをロスした」と厳しい内容になってしまった。
「ダストで何も見えず、止まらなくてはならなかった場所があった。悔しいよ」とムーラ。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

一方、こうしたトラブルには見舞われなかったソルドは「いい1日だったし、首位でこの日を終えられた」と満足を見せた。
「ミケルセンとは僅差だしムーラも速いが、明日はいい戦いになる。コンディションは非常にトリッキーで、霧や雨の中でのドライビングは難しかったが、観客が応援してくれている姿を見られたのはよかった。チームにも、MRFのタイヤにも、とても満足だ。一緒の作業は順調だし、タイヤに関するデータもたくさん得られた。首位でこの日を終えられて、ベストタイムもマークできてハッピー。明日は、ミケルセンから首位を守るのはチャレンジングだが、挑んでいく」

最後に参戦した2012年のアゾレスを制しているミケルセンは、SS4、SS4でベストタイムをマークした。
「信じられないようなコンディションもあった」とミケルセンはこの日の午前の天候について語った。
「最初のステージはかなり霧が出ていて雨も多く、ワイパーでもすべての雨を拭うことができなかったから視界が悪かった。2本目では中盤のすごくナローな場所でワイパーが止まってしまい何も見えなくなってしまって時速5kmでしか走れず、かなりタイムをロスした。でも、みんなもトラブルを抱えたので争いに残れている。もっとプッシュできることも可能だが、すごくトリッキーだし、いろいろな危険が潜んでいてそれにつかまってしまう恐れがあるので、本当に難しい。明日は面白くなりそうだし、もちろんいい戦いをしていく」

ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC2は、スズキ・モーター・イベリカから3度目のERC2部門参戦に挑んでいるスペインのハビエ・パルド(スズキ・スイフトR4lly S)が、後続に3分以上の大差をつけての首位に立っている。またERC3では、序盤、ラリーチーム・スペインのペップ・バサス(プジョー208ラリー4)が1分近くのリードを築いていたが、SS5でクラッシュ。ジャン‐バティスト・フランチェスキ(ルノー・クリオ・ラリー4)が首位に浮上している。

ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

競技最終日となる明日のレグ2は、ショートステージの再走を挟んで3SSを2ループする7SS、89.84kmのステージが設定されている。

ERCアゾレス 暫定結果(レグ1終了時点)
1 D.ソルド(ヒュンダイi20 R5) 1:27:06.0
2 A.ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +4.0
3 R.ムーラ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +4.5
4 E.ラレーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +27.3
5 E.カイス(フォード・フィエスタ・ラリー2 MkII) +1:06.0
6 M.マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +1:06.9
7 A.ルキヤナク(シトロエンC3ラリー2) +1:37.9
8 U.スカンドーラ(ヒュンダイi20 R5) +2:35.4



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