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FIAラリーディレクターのイブ・マトンは東京五輪の対応に注目

©FIA / Gregory Lenormand / DPPI

11月11〜14日に開催が予定されているラリージャパンについて、FIAラリーディレクターを務めるイブ・マトンは「今の段階でラリージャパンが開催されないと考える必要はない」と語り、7月23日から開幕する東京オリンピックの新型コロナ対策がラリージャパンでの対策を考えるうえで興味深いと言及している。

「開催地のプロモーターや主催者とともに取り組んでいる、競技運営担当者からのフィードバックを聞くところによれば、チャレンジングだが、開催に向けて必死に作業を続けているとのことだ」とマトン。
「取り組みは正しい方向に向かって進んでいるが、それぞれの国に独自の規定がある。そして、こうした規定は遵守されなければならないものだ。今の段階でラリーが開催されないと考える必要はない」

またマトンは「東京オリンピック・パラリンピックで実施される新型コロナウイルス対策は、ラリージャパンでの対策に向けても非常に興味深い参考になると考えている」とも付け加えた。

ラリージャパンは、今季のWRC最終戦としてオールターマックイベントの開催が予定されている。しかし厳格化されている通関規定など、新型コロナウイルス感染流行の影響による様々な規制により、今後の行方が注目されている。
(Graham Lister)



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