WRCサファリ:木曜日のスーパーSSはオジエが一番時計。勝田は6番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:木曜日のスーパーSSはオジエが一番時計。勝田は6番手

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WRC第6戦サファリは初日のSS1、2台同時走行のスーパーSSを終えてトヨタのセバスチャン・オジエが一番時計。2番手にカッレ・ロバンペラ、3番手にエルフィン・エバンスが入り、トヨタ勢が1秒以内に3台並ぶ結果となった。勝田はオジエから5.6秒差の6番手。

この日はセレモニアルスタートと、スーパーSSのみが行われるスケジュール。セレモニアルスタートはナイロビ中心部のケニヤッタ国際会議場で行われ、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領やFIAのジャン・トッド会長が出席。かつてのサファリを思い起こさせる華やかなものとなった。コースカーの0カーは94年にトヨタ・セリカGT-FOURでサファリラリー優勝を果たしたイアン・ダンカン。マシンは三菱ランサーエボリューションXだ。

TOYOTA


上位陣のタイヤ選択は大きく分かれており、トヨタの4台とMスポーツ・フォードのロレンツォ・ベルテッリはソフトコンパウンド4本+ハードコンパウンド1本。ヒュンダイの4台はハード4本+ソフト1本。Mスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスとアドリアン・フルモーはハード5本というチョイスだ。

2台同時走行のSS1は、ナイロビ郊外の「スーパースペシャル・カサラニ」、4.84km。細かな赤土のダストが舞い上がるステージで接近戦が繰り広げられた。上位陣の対決カードと結果は以下のとおり。上段が右側スタート、下段が左側スタートとなる。

●マルティン・プロコップ(WRC2) 3:39.6
○ロレンツォ・ベルテッリ 3:30.5

●アドリアン・フルモー 3:31.1
○オリバー・ソルベルグ 3:29.4

○勝田貴元 3:27.1
●ガス・グリーンスミス 3:27.6

●ダニ・ソルド 3:32.0
○カッレ・ロバンペラ 3:21.8

●ティエリー・ヌービル 3:26.5
○エルフィン・エバンス 3:22.2

○セバスチャン・オジエ 3:21.5
●オィット・タナック 3:24.0

この結果、トップ3の後には4番手にタナック、5番手ヌービルとヒュンダイ勢が続き、6番手に勝田、0.5秒差でMスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスが続いている。

競技2日目はSS2〜SS7の6SS、SS走行距離は129.78km。ナイバシャ湖の南部を走る3SSを2回ループする構成となっている。オープニングのSS2は日本時間6月25日の14時09分スタート。

WRCサファリ SS2後暫定結果
1. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 3:21.5
2. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) +0.3
3. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) +0.7
4. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.5
5. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +5.0
6. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) +5.6
7. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +6.1
8. O.ソルベルグ(ヒュンダイi20クーペWRC) +7.9
9. L.ベルテッリ(フォード・フィエスタWRC) +9.0
10. A.フルモー(フォード・フィエスタWRC) +9.6
11. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +10.5



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