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全日本ラリー唐津:唐津マイスターの勝田範彦、「GR ヤリスは足回りもテストして、非常に良い状態」

©Takuto Nishio

2021年シーズンの全日本ラリー選手権に2台のGRヤリスを投入するTOYOTA GAZOO Racing。デビュー戦となった第2戦新城ラリー、勝田範彦はマシントラブルからSS1でマシンを止めた。迎えた第3戦「ツール・ド・九州2021 in 唐津」は、2006年から全日本トップカテゴリーで12年連続優勝という圧倒的な記録を持つ、勝田が最も得意としているラリーだ。

今シーズン、自身のチームからTOYOTA GAZOO Racingに移籍した勝田だが、「チームは一生懸命なところと、リラックスしたところがあって、すごく良い雰囲気です。これまでも色々と接してきたチームですし、メカニックも知った顔ばかりですから、すごく風通しが良いですね」と、すっかり溶け込んでいる様子。

唐津に向けては前回のトラブル解消に加えて、足まわりのセッティングもより煮詰めることができたという。
「新城はSS1も走れず……という感じでした。それでも唐津に向けては、すごく良い手応えを感じています。事前にサスペンションのセットアップもできましたし、新城よりも多くのテストを重ねてきていますから、ドライバーとしても、クルマもチームも良い状態だと思います」

「私自身、これまで長くスバルWRX STIに乗ってきたので、それに合わせたドライビングに特化した状態にあります。なので、クルマ側をドライビングに合わせていく形になると思っています。僕自身と唐津の相性は良いんですが、クルマが変わりましたし、実際に走ってみてからですね」



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