MスポーツとO・Zレーシングがパートナーシップを継続 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

MスポーツとO・Zレーシングがパートナーシップを継続

©M-SPORT

Mスポーツは、高品質パフォーマンスホイールを長年にわたり提供しているイタリアのO・Zレーシングとのパートナーシップ継続を発表した。

1997年の提携から25周年を迎え、ラリー界でも屈指の長い歴史と成功を誇るパートナーシップと言える。O・Zレーシングの特徴である剛性、信頼性、実証済みのパフォーマンスを活かし、Mスポーツは世界中のフィエスタユーザーに高品質なプロダクトを提供している。

フィエスタ・ラリー5からフィエスタWRCまで、O・Zレーシングの鍛造アルミニウムおよびマグネシウム製ホイールは最先端の技術と素材を使用し、強度、重量などの最適なバランスを生み出している。パートナーシップ更新にあたり、イギリスとポーランドのMスポーツは、あらゆる競技レベルで高性能プロダクトを投入できることになる。また、MS-RTのカスタムメイドのロードカーにもO・Zレーシングのプロダクトが採用される。

Mスポーツのマネージングディレクターを務めるマルコム・ウィルソンは、今回の発表に際し、次のように述べている。
「WRCに初参戦して以降、長年にわたってO・Zレーシングと良好な関係を築いてきた。我々のパートナーシップはラリー界で最も長く、かつ最も成功を収めたレベルにあり、このコラボレーションが今年も継続されることをうれしく思っている。常に最高品質の製品を提供することを標榜してきたが、O・Zレーシングとのパートナーシップ更新により、同社の誇る強度、信頼性、そして実証されたパフォーマンスが今後もあらゆる競技レベルのMスポーツドライバー、そしてロードカーにも活用されることになる」

チーム代表を務めるリチャード・ミルナーは、「O・Zレーシングとのパートナーシップ継続は素晴らしいことだ。我々のデザイナーやエンジニアは、速度や強度、信頼性、そして価格の面で最高のものを提供するべく、常にあらゆる要素を評価しているが、そのたびにO・Zレーシングが選ばれている。他を凌駕すべく、最高レベルの競技だけでなく、あらゆるレベルのラリー競技やロードカーでも、彼らの高性能ホイールを採用している」とコメント。

O・ZのCEO、クラウディオ・ベルノーニは、「この長年にわたるパートナーシップを2021年も継続し、チームとMスポーツがスポーツとビジネス両方で成功を収めるための活動全般に貢献できることを喜ばしく思う。このパートナーシップはO・Zにとって重要な役割を果たしている。いかにレースに対する革新を起こすか、いかにしてそのノウハウをロードカーに転用するかという典型的な例に挙げられるからだ。Mスポーツとの協力関係はまさにこの方向にあり、高性能な製品を作り出す一方で、カスタムMS-RTを購入する人たちにも手が届くものにしている」と、パートナーシップ継続について喜びを語っている。



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