WRCアークティック:オジエ「上位ともっと差を詰めておきたかった」デイ1コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCアークティック:オジエ「上位ともっと差を詰めておきたかった」デイ1コメント集

©TOYOTA

アークティック・ラリーフィンランド、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。選手権リーダーとして走行順1番手を務めたセバスチャン・オジエは、今年初というプラス気温とコンディションも不利に働き、苦しい出足となった。

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■オィット・タナック/総合首位

Kalle Parkkinen / Arctic Rally Finland

「ハッピーとは言えるが、まだかなり序盤だし、ここで浮かれるわけにはいかない。今日はジェットコースターのような1日で、いわゆるフィンランドらしいとてもテクニカルでアップダウンのある道だった。大仕事だったことはもちろんだし、走行順とタイヤ選択が鍵になった。マシンのバランスはOKだが、さらに改良できる部分は常にあるものなので、取り組んでいかなくてはならない。今は首位に立っているが、ライバルたちとは走行順が違うので明日はどんなことも起こり得る。集中を維持しながらプッシュを続けなくてはならない」

■クレイグ・ブリーン/総合2位

Kalle Parkkinen / Arctic Rally Finland

「独特のコンディションのこのラリーを走れてうれしい。森の中、暗闇で時速200kmで走るのは特別の感覚。本当に楽しかったよ! 走行順はよかったが、正直、特に最初のステージでは、その旨味はそれほどなかったと思う。2本目はハードにプッシュしようと挑んだ。スタートはプッシュしすぎたかもしれない。終盤の3、4kmはスタッドがなくなってきたからね。こうしたことには、時間と経験が必要だ。6カ月ぶりでもすぐにマシンを操ってペースを出せることは分かっているが、細かい点を調整するには時間がかかる。充実したプログラムで自信と安心感があるのはいいものだ」

■ティエリー・ヌービル/総合4位

Hyundai Motorsport GmbH

「WRCの新しいイベントで、かなり満足のいくスタートができた。プレイベントテストと比べると、グラベルの上の雪ではかなり速く走れた。グリップも高く、タイヤの摩耗も大きかった。シェイクダウンで最初のスタッドがなくなり、午後はさらになくなった。このコンディションのマシンの動きはよく、午後はいい流れで4番手につけたので、明日はいい走行順になる。その利を活かして、上位や後ろから負いかけてくるライバルと戦わなくてはならない。同時に、マルティン(ウィダグ)との新しいコンビネーションに関しても作業を続けていく」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■カッレ・ロバンペラ/総合3位

Kalle Parkkinen / Arctic Rally Finland

「最初のステージはとてもよかったが、あるジャンクションでミスをしてしまい、雪壁に向かって膨らんでしまった。ほぼ避け切れたが、リバースに入れて走行に戻らなくてはならなかった。2本目ではグラベルがかなり出てきていて、走り始めた時からセッティングがコンディションに合っていないことが分かったし、かなりアンダーが出ていた。これがフロントタイヤに負担をかけ、ステージの終盤は本当にタフだった。でも、明日に向けてのセッティングに対しての考えも浮かんだので戦い続ける」

■エルフィン・エバンス/総合5位

Toyota Gazoo Racing WRT

「自分としては悪くないスタートだった。走行順が早かったのはたぶんベストな状況ではなかったと思うが、最初のステージはクリーンに走り抜けて、夜間の2本目もまずまずの走りができたと思う。ステージは2回の走行の間に激変して、轍とたくさんのルーズな雪がミックスされたのでチャレンジングだった。今日の一番のターゲットは、翌日に向けていい走行順を得ることだった。それができたので、出来る限り順位を上げていきたい」

■セバスチャン・オジエ/総合9位
「今日はタフだったし、理想的な滑り出しではなかった。今日は、もう少し首位との差を詰めておきたかったね。ドライビングは楽しめたが、タイムには喜べなかった。残念ながら、自分たちにできることはこれが精いっぱいだ。気温がもっと低ければよかったが、今日は今年初めて気温がプラスになったので、先頭の走行順には不利になった。雪がとても柔らかくなったので、それを掃かなくてはならない影響が大きく、2本目も楽にはならなかった。明日も挑み続けて、何ができるかを見ていくしかない」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合6位

Kalle Parkkinen / Arctic Rally Finland

「このようなコンディションを満喫できた。本格的なウインターラリーでステージは最高。自分のドライビングにも、車内でのミッコ(マルックラ)との作業にも満足できた。タイムは、ベストと比較すると期待していたような内容ではなかったが、速度域の高いラリーではいつもこのような感じ。改善できるように取り組み続けて、一緒に前に進んでいきたい」

■ガス・グリーンスミス/総合10位
「とても楽しめたし、コンディションはとにかく素晴らしい! シェイクダウンでとてもフィーリングがよかったので、最初のステージでかなりロスしてしまったことが残念。でも2本目ではリズムを取り戻し、格段によくなった。この辺りの順位につけられていてよかったし、明日もこの流れを続けていかなくてはならない。もちろんまだ先は長いが、とても楽しみにしている。もし、SS4でいい走りができればいいタイムが出ると思うし、今まで走ってきた中でトップ5に入るステージなので、待ち切れないよ!」



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