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WRCベルギーの事前イベントとして注目のモンテベルグラリーが6月に延期

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今季、ベルギー初のWRCとなるイープル・ラリーベルギー(8月13〜15日、ターマック)の主催者、クラブ・スーパーステージは、5月2日に予定されていたステーション・ル・ソー・モンテベルグラリーの開催を6月27日に延期することを発表した。理由として、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンの効果が最大限に出てからラリーを開催したいとしている。

ステーション・ル・ソー・モンテベルグラリーは、今回が49回目の開催。ベルギーの人気イベントで、同国の西部、ポペリンゲが拠点となる。Dikkebus、Monteberg、Busseboom、3本のステージは部分的に新しくなっており、WRCベルギーの事前イベントとして理想的だと各チームも注目しているイベントだ。

開催が6月27日になったことで、イープルをスタートするベルナルド・デグルーテ・イープル・ヒストリックラリーとルートを共有し、うち3本を独自のSS設定にするという。

「昨年、ステーション・ル・ソー・モンテベルグラリーは8月の下旬に、ベルギーではCOVID-19対策に挑む初めてのラリーとして開催された」とクラブ・スーパーステージのヤン・ヒューグは語る。
「我々はあのラリーで、安全な状況でラリーを運営することが可能であることを証明した。一方で、ベルギーではワクチン接種が始まっている。ラリーの開催を5月2日から6月下旬に延期することで、ワクチン接種の期間を2カ月近く長く確保できる」

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