全日本ラリー唐津:変則日程の最終ラウンド、初日トップは奴田原文雄 – ページ 2 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー唐津:変則日程の最終ラウンド、初日トップは奴田原文雄

©JN1クラス首位の奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) / Jun Uruno

JN4クラス首位の高橋悟志/立久井和子(スズキ・スイフトスポーツ) / RALLY PLUS


JN4クラスはスズキ・スイフトスポーツ同士のバトル。ドライバーズチャンピオン争いはランキングトップの古川寛が絶対的に有利で、4点獲得すれば自力優勝という状況だ。ところがその古川は、SS1で岩にヒットしロワアームを破損。大きく出遅れてしまい、初日をクラス8位、総合47番手まで順位を落とすこととなってしまった。一方トップは、最初の2SSを連続ベストタイムでまとめた高橋悟志/立久井和子。2番手には須藤浩志/新井正和、3番手には地元の黒原康仁/川原愛がつけた。

SS1では総合6番手と、4WDターボ勢に割って入るスピードを見せた高橋。「上手くいきました。タイヤの良い時に勝負をかけるのがポイントかなと。タイヤも6本しかないので、温存するにしても、1本目のあとに考えようと思っていました。何度も走っているところですし、明日もこのまま逃げ切りたいです」と、自信を覗かせた。2番手の須藤は「クルマを舗装用に仕上げてきました。高橋選手には届かなかったんですが、かろうじて2番手集団では勝てましたね(笑)。フィーリングはいいので、このまま2位をキープしたいです」とコメント。3番手の黒原は、「SS1の最後にマシントラブルが出て、エンジンが吹け上がらなくなりました。SS2は全然ブーストも掛からず走ったんですが、3番手で自分でびっくりしています。マシンをしっかり直して、これ以上落ちないように、上を狙っていきます」とのこと。背後に迫る西川真太郎/原田晃一と2.3秒差で最終日に臨む。

JN5クラス首位の小濱勇希/東駿吾(トヨタ・ヤリス) / Jun Uruno


JN5クラスのチャンピオン争いは大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)と天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツGR SPORT)の一騎打ち。同点のため、1点でも上まわった方がチャンピオンという状況だが、このクラスでも波乱が待っていた。SS1ではスタート直後に大倉のマシンにトラブルが発生。後ろからスタートした天野が追いつき、SS1だけで1分近いマージンを稼ぎ出すことに成功した。クラストップはヤリスのセッティングを煮詰めてきた小濱勇希/東駿吾。2番手にマツダ・デミオの岡田孝一/石田一輝。3番手に天野という順位となっている。

首位の小濱は、「ヤリスはセットアップを中心にチームがアップデートしてくれたので、それがしっかり効果を見せてくれた感じです。天野選手や大倉選手は明日、本来のスピードを取り戻すと思うので、彼らに負けないよう全開で行くだけです」と、力強くコメント。「老体には暗闇とツイスティなステージは厳しいです」と、冗談交じりに語るのは2番手の岡田。「小濱選手は速くて、コンマ1秒の隙もできないですね。クルマはセッティングを変えて、すごく乗りやすかったです。タイヤはちょっと失敗してしまいましたが、明日も前を追ってプッシュします」と笑顔を見せた。3番手の天野は、「大倉選手がトラブったので、チャンピオン争いは楽な展開になりました。明日は50kmもあるので、マージンをうまくつかっていきたいです。大倉選手より上でフィニッシュすることが重要なので、しっかりタイトルを決めにいきたいです」と、気持ちを引き締めた。

JN6クラス首位の海老原孝敬/遠藤彰(トヨタ・アクア) / RALLY PLUS


前戦ラリー北海道でチャンピオンを決めた明治慎太郎がオープンクラスでの参戦となったため、勝負の行方に注目が集まるJN6クラスは、海老原孝敬/遠藤彰(トヨタ・アクア)がリードを築き首位。2番手には水原亜利沙/高橋芙悠(トヨタ・ヤリスCVT)、3番手には山北研二/糸永敦(日産マーチ)という順位になった。

首位の海老原は、「ずっとスピードが乗らない道で、ブレーキを踏まずに走れたのでクルマに合っていたんだと思います。明日はスピードレンジが上がるので、置いてかれないように頑張ります。京都と真逆のセッティングにしたらすごく良かったので、そのまま行こうと思っています」とコメント。42秒差の2番手につける水原は「SS1から頑張ったんですが、アクアに差をつけられてしまいましたね。ヤリスはクルマが軽いので、ハイスピードもツイスティも得意なはずなんですが、私自身はハイスピードがやっぱり得意ですね。明日は違う特徴のステージになるので、クルマのセッティングを少し変えて、動画を見返してまた頑張ります」と、翌日の追い上げを誓う。3番手の山北は「ノーマルショック、ノーマルパッド、スタビなしのクルマですから、思いのほか成績が良くてびっくりしています。今日のSSは得意なので、今日に賭けてきました(笑)。明日はノートの電池との戦いですね」と、日産車同士のバトルに言及した。

28日(土)の競技最終日はSS3〜SS11の9SS、SS距離51.69kmが戦いの舞台となる。3SSを3回走行するが、6SSを走ってサービスを行い、残りの3SSを走る構成。2020年シーズンのクライマックスに向け、各クラスで熾烈な戦いが続く。

Sammyツール・ド・九州2020 in 唐津 レグ1終了時点結果
1. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) 17:08.3
2. 新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI) +4.2
3. 勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI) +6.9
4. 鎌田卓麻/鈴木裕(スバルWRX STI) +12.4
5. 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI) +16.6
6. 福永修/齊田美早子(トヨタGRヤリス) +53.8

7. 高橋悟志/立久井和子(スズキ・スイフトスポーツ) +1:03.4
10.山本悠太/山本磨美(トヨタ86) +1:10.4
11. 小濱勇希/東駿吾(トヨタ・ヤリス) +1:13.2
16. 中平勝也/行徳聡(トヨタGT86 CS-R3) +1:22.9
39. 海老原孝敬/遠藤彰(トヨタ・アクア) +3:15.5

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