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WRCニュージーランドで使用予定だったSSのラリーにパッドンが参戦

©RALLY NEW ZEALAND / Geoff Ridder

元ヒュンダイのワークスドライバー、ニュージーランドのヘイデン・パッドンが、11月15日に開催されるスプリントラリーイベント、バトルオブ・ジャックス・リッジにヒュンダイi20 AP4で参戦することが発表された。パッドンのエントリーを皮切りに、ニュージーランドのトップドライバーが多数参戦することが見込まれている。

ジャックス・リッジは、元ニュージーランドチャンピオン、アンドリュー・ホークスウッドが、オークランドから20分ほどのウィットフォードにある自身の敷地に築いた6kmの特設ステージ。今季、開催を断念したWRCラリーニュージーランドで走行が予定されていたステージで、11月のスプリントイベントではこのステージを3km走行するという。チャレンジングなレイアウトで設計されたこのステージは、オークランドの市街地やハウラキ湾が背景に広がり、スペクテイターにとっても見応えのあるロケーションだ。

「素晴らしいイベントになると思うし、とても楽しみにしている」とパッドン。
「アンドリューは見事にWRCクラスのステージを作ってくれた。ドライバーにとってはまさに試練になる。テクニカルな面もある一方で、ジャンプでは覚悟を決めて攻めなくてはならないので、スペクテイターにとっては最高のショーになるだろうね」

パッドンは、前日には同じくWRC戦で使用が予定されていたオークランドのステージを使用するシティオブオークランドラリーにも参戦を予定しており、一晩でi20 AP4をヒルクライムスペックにコンバートするという。

「COVID-19の流行でラリー界が大きな影響を受け、こんな素晴らしいステージを準備していたニュージーランドでWRCを開催することができなくなったのは、本当に残念だ」とパッドン。
「こうしたニュージーランドを代表するステージをドライブしてニュージーランドの強豪ドライバーたちと争うのは、素晴らしい機会になると思う。自分のチームは、ひと晩でi20をコンバートして、より馬力が求められるバトルオブ・ジャックス・リッジのセッティングにする。すごい争いになりそうなので、いまから待ち切れないよ」

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