ヒュンダイのR5勢が各国で続々始動、スロベニアではタイトル防衛に好発進 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイのR5勢が各国で続々始動、スロベニアではタイトル防衛に好発進

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i20 R5で参戦するカスタマーチームを支援するヒュンダイ・モータースポーツ。この週末もヨーロッパの各地でラリー競技が再開、結果を伝えている。

7月10-11日に開催されたラリーベレニエ(スロベニア、ターマック)では、ヒュンダイ・スロベニアがサポートするロック・タルクがタイトル防衛に向けて好発進を決めた。フリウルモーターがプリペアしたi20 R5をドライブするタルクは、序盤の4SS中3本でステージウインを奪取して8秒差をつけるなど、イベントの大半をリード。しかし、最終から2本目のSSでマイナーミスによりコーナー出口でエンジンがストールしてしまい、これで2番手に後退してのフィニッシュとなってしまった。しかし、総合優勝のドライバーが国内選手権ポイントの対象ではなかったことから、タルクはこのイベントでマキシマムポイントを獲得した。タルクは今季この後、6戦への参戦を予定している。

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ポルトガルでは、ヒュンダイ・チーム・ポルトガルのブルーノ・マガラエスが、ポルトガル国内選手権の準備を兼ねてラリーダカリエタ(7月17‐18日、ターマック)に参戦。マデイラ島独特のターマックステージで国内選手権のレギュラー陣や地の利の豊富な地元勢を相手に、好ペースを披露した。総合5位、クラス4位でのフィニッシュではあったが、8月に同様のエリアを走行する国内選手権戦に向けて走行経験を積んだ。

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ヒュンダイ・イタリーがサポートするウンベルト・スキャンドーラは、イタリア国内選手権の参戦始動に向けた準備として、ラリーコッパ・チッタデルカ(7月17‐18日、ターマック)に参戦。1デイイベントながら徐々にタイムを向上させ、最終ステージではセカンドベストタイムもマークしてポディウムまで僅差の4位でフィニッシュした。



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