WRCメキシコ:日程短縮で最終日となった競技3日目を終え、オジエが今季初勝利 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:日程短縮で最終日となった競技3日目を終え、オジエが今季初勝利

©TOYOTA

WRC第3戦メキシコは、3月14日に日程の短縮が発表され、競技3日目のSS21まででラリーは終了することに。これにより、トヨタのセバスチャン・オジエが今シーズン初勝利を飾っている。2位にはヒュンダイのオィット・タナック、3位に今季初表彰台となるMスポーツ・フォードのテーム・スニネンが入った。

TOYOTA/今シーズン初勝利を挙げたトヨタのセバスチャン・オジエ。相性の良いメキシコでトヨタ・ヤリスWRCでの初勝利となった。


この日行われたのは、SS13〜SS21までの計9SS、SS距離は133.74km。3カ所のSSを2度走行し、前日にも行われたショートサーキットのアウトドローモ・デ・レオンを2回走行、最後はサービスパークの隣に設けられたレオン市内の特設コースでフィニッシュとなる。

オープニングのSS13ではオジエがベストタイムをマークし、総合2番手につけているスニネンとの差をさらに拡大。このSSで2番手タイムを刻んだタナックは、トヨタのエルフィン・エバンスを逆転して総合3番手に浮上している。タナックとエバンスとの差は1.4秒と、まだまだ予断を許さない状況だが、タナックは総合2番手のスニネンを追って、その後もハイペースで走行。SS15ではベストタイムもマークし、この日のスタート時点で20.2秒あったスニネンとの差を、6.6秒にまで詰めてきた。サービスを挟んだ午後のセクションではスニネンも抵抗を見せるものの、SS17、SS18と連続ベストタイムをたたき出したタナックの前に陥落。SS18のタイム差が効き、タナックが6.3秒のリードで逆転することとなった。首位を行くオジエは日程が短縮されたこともあり、無理のないドライビングでトップを維持している。

HYUNDAI/最終日となった14日のSSで追い上げ2位フィニッシュを果たしたヒュンダイのオィット・タナック。


ショートコースを2台同時に走るSS19、SS20はいずれも再出走のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がベスト。この短いSSもタナックはアクセルを緩めず、両方を2番手タイムでまとめ、スニネンとの差を9.6秒とした。これで残すはレオンの市街地SS、1.62kmのみ。ほぼ勝負の趨勢は決したと言っていい。その最終SSはヌービルがベストタイムをマーク、オジエもSS2番手タイムでフィニッシュし、待望の今シーズン初勝利を挙げることに成功した。オジエにとっては自身通算48勝目、トヨタにとっては鬼門とされたメキシコでの初勝利となる。2位はタナック、3位はスニネン。スニネンは今シーズン初表彰台を獲得した。

M-SPORT/Mスポーツ・フォードのテーム・スニネンは好走を見せ、今シーズン初の3位表彰台フィニッシュを達成した。


WRCは第4戦アルゼンチンの延期が発表されており、現時点で次戦となるのは5月21日〜24日に予定されている第5戦ポルトガル。現時点では延期や中止などの発表はないが、状況の推移を見守るしかないところだ。

WRCメキシコ暫定結果(最終SS21後)
1. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2:47:47.6
2. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC) +27.8
3. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +37.9
4. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) +1:13.4
5. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) +2:20.5
6. P.ティデマンド(シュコダ・ファビアR5 Evo) +10:29.3
7. N.グリアジン(ヒュンダイNG i20 R5) +12:27.0
8. M.ブラシア(シトロエンC3 R5) +13:37.5
9. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +13:56.5
10. O-C.ベイビー(ヒュンダイNG i20 R5) +15:32.2

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