WRCスウェーデン:豊田章男「今回のスウェーデンでは、ひとつだけ残念なことも」コメント全文 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:豊田章男「今回のスウェーデンでは、ひとつだけ残念なことも」コメント全文

©TOYOTA

2月16日にフィニッシュしたWRC第2戦ラリースウェーデン。今年トヨタに加入したエルフィン・エバンスが最終日も首位の座を守りきり、チームに今季初優勝をもたらした。さらに、カッレ・ロバンペラは最終パワーステージを制して総合3位フィニッシュ、セバスチャン・オジエが総合4位に続いた。この結果を受けて、TOYOTA GAZOO Racing WRCチーム総代表を務める豊田章男トヨタ自動車社長がコメントを発表した。


「例年とは異なる雪のないスウェーデンで、エバンス/マーティン組が我々の新チームに今季初優勝をもたらしてくれました。エルフィン、スコット、優勝おめでとう。エルフィンはチーム加入当初、エストニアの工場に来てメカニック達と遅い時間までヤリスの使い方や整備の仕方を勉強してくれていました。仕事の後は、その仲間達とボーリングに行くなどして、早くからチームに溶け込んでくれていました。こんな新メンバーがチームと一緒に成績を残してくれたこと、本当に嬉しく思います。ありがとう。

また、ロバンペラ/ハルットゥネン組が、チームメイトのオジエ/イングラシア組とわずか3秒差の熾烈なバトルを制して3位表彰台を獲得してくれました。貴重なポイントを獲得し、ファンも沸かせてくれた4人の選手の走りにもお礼を言いたいと思います。

勝田選手は、攻めると決めたSSではタイムをしっかり残しつつ、全ての道を走りきってくれました。ひとつのステージで普段から仲の良いタナック選手よりも早いタイムを出せたことは、今後の大きな自信につながったことと思います。引き続きがんばれ!

今回のスウェーデンでは、ひとつだけ残念なこともありました。今はヒュンダイのタナック/ヤルヴェオヤ組が2位に入ってくれたことで、彼らと約束していた”私が上からシャンパンをかける”というシチュエーションが早くも実現されてしまいました。しかし、このせっかくのチャンスに、私はスウェーデンにいれませんでした。残念です。ただ、正直に言えば、スウェーデンでのシャンパンファイトは寒すぎます。暖かくなる次戦以降に、またその舞台が整えられればと思います。TOYOTA GAZOO Racingのみんな、引き続き優勝をお願いします! そして、オィットとマルティンも引き続き頑張ってください。

一戦ごとに、選手たちは、ヤリスのドライブを一層楽しんでくれていっているように思います。次戦以降も更に熱い走りをしてくれると思いますので、ファンの皆さま、引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

追伸
スウェーデンでは、ラトバラ選手がハンニネン選手をコ・ドライバーにしてヤリスWRCでプライベート参戦してくれていました。WRC再参戦を果たした2017年のオリジナルメンバーの二人です。ラトバラ選手は”トヨタの一員でいられて嬉しい、ヤリスに再び乗れて嬉しい”と言ってくれていたと聞きました。二人がヤリスを選んでくれたこと、私も本当に嬉しいです。しかし、今回は、車両トラブルによりリタイアとなってしまいました。もっとヤリスを楽しんでもらいたかったのに申し訳ない気持ちです。次は、ラリー・イタリアでの参戦を計画してくれていると、マキネン代表からも聞きました。万全な状態でヤリスを提供できるよう、しっかり準備しておきます。次は思いっきり走ってください」

ラリプラメンバーズ2020