スパルコとマルティニ・レーシングがコラボアイテムを発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スパルコとマルティニ・レーシングがコラボアイテムを発表

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イタリアを代表するモータースポーツアイコンであるスパルコとマルティニ・レーシング。ラリー界の伝説のタッグがコラボアイテムを発表する。レーシングスーツやヘルメット、シートにはオフィスバージョンも用意され、20世紀後半に伝説を生み出したおなじみのカラーリングが復活した。これらのアイテムは、このブランドが誕生したイタリアのトリノにあるリンゴット・フィエーレ(フィアットの旧本社工場)で1月30日〜2月2日に開催されるヒストリックカーの祭典、オートモトレトロに出展される。

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「マルティニ・レーシングは、モータースポーツへの愛をすぐに呼び起こすブランドだが、同時にそのテクノロジー、イノベーション、デザイン、ブランド、チーム、スタイル、すべてが50年近くもモータースポーツの歴史において特別な役割を果たしてきた」とマルティニのマーケティングマネージャー、ファビオ・パーネは語る。
「いま、ヘリテイジとイノベーションを組み合わせたアイテムのおかげで、あの伝説が、スパルコとの歴史的なパートナーシップの中で生き続けている。未来的な外観は、マルティニのアプローチを示している。マルティニは、オートモトレトロで行われるカクテルパーティで、新しい商品、マルティニ・フィエロを発表する。これは、厳選された白ワインをブレンドし、見事な赤色と、柑橘系やオレンジのフルーティで強い香りを特徴とした、アルコール度数の低い現代的な食前酒だ」

「スパルコとマルティニ・レーシングとの関係は、伝統と革新を示し続ける歴史的なもの」と語るのは、スパルコのブランドマネージャー、ニッコロ・ベラッツィーニ。
「バカルディ・グループとのこの提携では、スパルコの最も優れた技術とこれまでの遺産を組み合わせた、象徴的な商品で自動車界のエンスージアストに恩返しをしたいと考えた。マルティニ・レーシングは、大きな目標を掲げたプロジェクトを掲げたおかげで継続し、近代化され、この歴史的なカラーリングに魅せられたすべての人々に、FIA規定に準拠した最先端の装備を所有する機会を与えている」

マルティニ・レーシングで活躍したラリードライバーには、イタリアのミキ・ビアジオン(1988年、89年WRCチャンピオン)から、フィンランドのユハ・カンクネン(86〜93年の間にWRCタイトルを4回獲得したほか、マルティニカラーのランチアの最後のワークスドライバー)、ドイツのバルター・ロール(80〜82年までWRCを席巻)、フランスのディディエ・オリオール(89年〜92年にランチア・デルタで活躍)のほか、ヘンリ・トイボネン、マルク・アレン、アッティリオ・ベッテガ、コリン・マクレーなど黄金期に活躍したドライバーがいる。

2月1日にオートモトレトロのスパルコブースで行われるマルティニ・フィエロをベースとしたカクテルパーティでは、2020年の新たな歴史コレクションの発表が行われ、ここにはミキ・ビアジオンも登場する。
「自分の競技キャリアの中心には、いつもマルティニカラーとスパルコがあった」とビアジオン。
「このカラーリングは、自分のキャリアのなかでも最も重要なシーズンに身に付けていたもの。現在でも使用できる公認を受けた新商品で過去の栄光を思い出せると同時に、この新たなパートナーシップに関われることを誇りに思う」

今回発表されるアイテムは次のとおり。発売は2020年3月中旬から始まり、2月29日まではオンラインで10%割引で事前予約を受け付けるという。www.sparco-official.com
– レーシングスーツ(ベース:Competition Plus Suit/FIA8856-2000)
– ヘルメット(ジェットタイプ ベース:Air Pro RJ-5i/FIA 8859-2015)
– ヘルメット(フルフェイスタイプ ベース:Air Pro RF-5W/FIA 8859-2015)
– レーシングシート(ベース:Pro 2000 QRT/FIA 8855-1999)
– パフォーマンスシート(ベース:R100、バックレスト調整付き)
– オフィス用アームチェア(ベース:R100)

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