2020年ダカール:トップ3の差が縮小、アル‐アティヤは首位まで6分40秒差に – RALLYPLUS.NET ラリープラス

2020年ダカール:トップ3の差が縮小、アル‐アティヤは首位まで6分40秒差に

©Eric Vargiolu / DPPI / Red Bull Content Pool

2020年のダカールラリーは、1月13日、第8ステージに設定されたワジ・アル−ダワジールのビバーク周辺をループする474kmのステージの走行が行われた。

この日は、TOYOTA GAZOO Racingからダカールに挑んでいるフェルナンド・アロンソがセカンドベストタイムをマーク。一方、カー部門で総合優勝を争うトップ3はその差が縮まっており、緊迫した戦いが展開された。
「今日のステージでは、ナッサー(アル‐アティヤ)、ステファン(ペテランセル)、ヤジード(アルラジ)、ベルンハルト(テン・ブリンク)の5台がグループになって走行した」とサインツ。

Marcelo Maragni/Red Bull Content Pool

大会連覇を目指すナッサー・アル‐アティヤは、競技4日を残した時点で首位との差を7分以下の差としている。
「終盤はずっと砂丘で、とても難しかった。ずっと道を開いていたが、みんなが接近していた。終盤の50kmはビッグファイトだった。いい走りができたので、かなり満足。(今日は走行がキャンセルされた)バイクがいなかったのは、簡単ではなかった。何のラインもない更地を走ったが、マシュー(ボーメル、ナビゲーター)はうまくナビゲートしてくれた」とアル‐アティヤ。

ステファン・ペテランセルもサインツから13分しか離れていない。3人合わせてダカール制覇18回と、いずれ劣らぬ百戦錬磨の三つ巴の戦いに、フィニッシュまで目が離せない。
「最初は、スタックするまではカルロスが道を切り開いていた。それからナッサーが砂丘でスタックし、その後は自分が200km以上、道を切り開いた。ナビゲーションはとてもトリッキーで、みんなスピードを落とした」とペテランセルは説明した。

Eric Vargiolu / DPPI / Red Bull Content Pool

14日は、1日で合計891kmもの行程を走り切らなくてはならない。うち、第9ステージはワジ・アル−ダワジール〜ハラドの415kmとなる。

2020年ダカールラリー 暫定結果(第8ステージ終了後)
1 C.サインツ(MINIバギー) 31:56:52
2 N.アル-アティヤ(トヨタ) +6:40
3 S.ペテランセル(MINIバギー) +13:09
4 Y.アルラジ(トヨタ) +32:25
5 O.テラノバ(MINIラリー) +43:02

第7ステージ、トヨタ・ランドクルーザー200で参戦しているトヨタ車体のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組が、それぞれ総合28番手、29番手と、市販車部門での1−2体制を維持している。

前半でパンク1本とリム落ちを喫した他、砂丘越えでもスタックするなどタイムロスに見舞われた三浦だったが、車両にダメージはなく行程をクリアした。
「砂丘で運悪くV字のくぼみにはまってしまい、脱出に15分くらいかかってしまった。パンクもあり、悔しいタイムロスとなった。クルマにはダメージがないので、気持ちを切り替えて明日も頑張る」と三浦。

日野チームスガワラの菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組(HINO 500)は、この日、トラック部門11番手のタイムをマークし、総合順位でも10番手と順位をひとつ上げている。「ダカールエクスペリエンス」制度を適応し、賞典外で走行している塙郁夫/塙雄大/毛塚麻由美組(HINO 600)は、ステージ中盤、砂丘斜面で転倒したがダメージは小さく、後続トラックの助けを借りて走行に復帰、この日を走り切っている。

順調に順位を上げている菅原は「今日は、高速ステージを気持ちよく走ることができた。ハイスピードといってもトラックは規則で140km/hしか出せないので、それほどリスクが高いとは感じない。明日のループからは難しくなると思うので、気持ちを引き締めて臨む」とコメントした。

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