全日本ラリー高山:SS9までを終えて新井敏弘が僅差の首位キープ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー高山:SS9までを終えて新井敏弘が僅差の首位キープ

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JAF全日本ラリー選手権第9戦「第47回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2019 supported by Sammy」は、競技2日目のSS9までの走行を終えて、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が首位をキープ。奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)が1.7秒差で追う展開となっている。

SS8終了時点で1.8秒差の2番手につけていた新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI)は、SS9でスピンを喫しトップから14.7秒差の3番手に後退した。

また、JN-3クラスのトヨタ86同士による首位争いも激戦となっている。首位の長﨑雅志/秋田典昭と2番手の山口清司/竹原静香との差は0.9秒。さらに、その山口から0.8秒差の3番手には山本悠太/山本磨美がつけている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN1 首位
新井敏弘

「きついですね、先頭スタートは。ステージ上の落ち葉の掃除役みたいなものだから。SS7はほぼウエット、SS8はスタートから2~3kmがウエットで後半は少し乾いていたかな。ひどかったのはSS9で、ほぼ(葉っぱの)絨毯の上を走っているようなもの。氷上を走っているような感じでした」

JN1 2番手
奴田原文雄

「まだけっこう雨が残っているし、落ち葉もあるし、滑りやすい。昨日よりも危険なほど。午後も無事に帰ってきたいと思っています」

JN1 3番手
新井大輝

「SS9のスタートから3km地点でスピンしてしまったので、3番手キープになってしまいました。仕方ないですけど……。ぶつかりそうだったので、クルマを回したんですけれど、これでさらにタイムロスしてしまいました。SS8までは1.8秒差で2番手だったんですけどね。道がターマックでもなんでもないような、かなり滑りやすい路面でした」

JN2 首位
ヘイキ・コバライネン

「OKだったけど、路面がかなり汚れていて、アタックできる状況じゃなかった。とにかくミスをせずに走ることを心がけたよ。マシンのフィーリングはとてもいいね。特にSS9はスリッパリーだった。ブレーキングをミスしてしまうと、ロックして、どこに行ってしまうのか分からない。簡単にコースオフしてしまう」

JN3 首位
長崎雅志

「路面とタイヤなのか、セッティングが合っていなくて、かなり詰められてしまいました。それでも、攻め過ぎて落ちてしまうのも避けたいので、注意深く走りました。無事に帰ってこられて良かったです。午後はなんとか頑張って、ひとつでも上の順位で終わりたいです」

JN3 2番手
山口清司

「なかなかグリップをつかむのが難しいですね。SS7のフィニッシュ付近とSS9は落ち葉が残っているので、ラインを外すと厳しそうですし、なかなか思い切り攻められませんでした」

JN3 3番手
山本悠太

「落ち葉などが結構あったのですが、思ったよりもタイヤがグリップして、そこそこ走れた気がします。フロントからのグリップのインフォメーションが多かったので、プッシュできました。前に追いついてきたので、新しいタイヤを試して、プッシュするつもりです」

JN4 首位
古川 寛

「なんとか30秒のマージンを使いながら、安全に走っています。かなり滑りやすくてビックリしました」

JN5 首位
天野智之

「SS7のスタートから2kmくらいでスピンしてしまいました。前の山本選手と0.3秒差だったので、ここでまくってやろうと。行けるかと思ったら、自分が回ってしまいました(笑)。30秒くらいロスしたので、コンマ3秒のために100倍くらい損しちゃいましたね。滑りやすいのでリヤタイヤだけ変えて、安全策でいくつもりです」

JN6 首位
伊藤隆晃

「路面がハーフウエットで落ち葉がすごいので、とにかく安全マージンをかなり取って走りました。ただ踏めるところもあるので、そこでは午後はもう少し緩急をつけて、ペースを上げたいですね」

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