WRCフィンランド:ラッピ「苦しい時もみんなが支えてくれた」デイ4コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフィンランド:ラッピ「苦しい時もみんなが支えてくれた」デイ4コメント集

©Citroen

ラリーフィンランド、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。シトロエン移籍後、思うように結果が出せない時期が続いたラッピ。優勝経験もある母国で、強敵トヨタの2台に割って入る2位フィニッシュに、辛抱強く支え続けてくれたチームを讃えた。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合優勝(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「この優勝を飾る事が出来て、本当にいい気分。両方の選手権争いの流れをよくするためにも、ここでいいリザルトを出すことがとても重要だった。シーズン後半戦の滑り出しとして完璧なリザルトだと言える。チーム全体にとっても、大きく後押しするものだと思うし、ここからはプッシュを続けなくてはならない。今日は最初の3本ではクリーンな走りをすることに専念し、それからパワーステージでプッシュした。ミスなく速くてクリーンな走りを目指し、最大ポイントを獲ることができた。この流れを続けてドイツを滑り出さなくてはならない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合3位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「またラリーフィンランドのポディウムに上がれて、本当に、本当にうれしい。ポディウムに上がるのは、9ヶ月ぶり近くのこと。とても長かった。2位を狙うチャンスもあったが、今回はリスクを負わないほうがいいと思った。今後のためにも絶対にポイントが必要だった。自分のためだけでなく、チームのためにもね。今日は、昨日の午後よりもリラックスできたし、パフォーマンスもよかった。今回のリザルトで、これからのラリーでもっとポディウムを狙って戦い続ける自信を与えてもらった」

■クリス・ミーク/SS22でラリーリタイア
「今日、再スタートしたので走行順的には戦うものがなかったが、最後から2本目でくだらないミスをしてしまった自分を残念に思う。ロングの左コーナーで、ドリフトしていた時に少し躊躇してしまい、アクセルを緩めたら思った以上にコーナーのイン側に寄ってしまった。草の中にあった大きな石にヒットした。望んでいたような週末にはならなかったので、ドイツまでに気持ちを立て直さなくてはならない」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■エサペッカ・ラッピ/総合2位(=)
「チームのためにも、とてもうれしい。辛抱強く、シーズンの前半に調子が上がらなかった時もずっと支えてくれたみんなは、このリザルトにふさわしい。自分たちは、一緒に本当によくがんばった。だから、C3 WRCは自分のドライビングスタイルにより効果的に合うようになった。特にフロントデフは、今回自信を持ってドライビングすることができた。まさに、思うがままに走れていた感じだよ! シェイクダウンの1本目から、いい感じになるのは分かっていた。シーズンのこの先も、同じレベルのパフォーマンスをキープしていきたいね」

■セバスチャン・オジエ/総合5位(=)

Red Bull


「タフな週末だった。正直、スタートではもっと高い期待を持っていた。いつも通り、全てを出し尽くした。もちろん、土曜日はエネルギーが切れてしまって苦戦したが、今日、気分がよくなっても、残念ながらこれ以上はできなかった」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■アンドレアス・ミケルセン/総合4位(=)

Hyundai Motorsport GmbH


「ポディウムには上がれなかったが、4位という結果は自分にとって本当に大きな意味を持つ。ラリーのほとんどでセバスチャンと素晴らしい接戦を展開できた。常にコンマ秒差の戦いで、最後の最後まで争っていた。ありがたいことに、自分たちにはマシンには速さとパフォーマンスがあり、自分たちにも自信があった。過去には厳しい展開もあったので、今回、ブレイクすることができてよかった。フィーリングのいいマシンでコンペティティブなタイムが出せたのは、何ヶ月にも渡るヒュンダイ・モータースポーツのみんなの努力のおかげ。今回はアップグレードもあり、特にドライビングに効果があった。昔の感覚を取り戻したような気分だよ!」

■ティエリー・ヌービル/総合6位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「全てを尽くしたし、ポジティブなことだけに専念することが重要。パワーステージでの4ポイントを含め、両選手権にとってとても重要なポイントを持ち帰ることができた。精いっぱいやった。マシンがここの高速グラベルでの成長を見せたことが、とてもうれしい。今回のラリーに向けてはベストのテストができず、金曜日にすぐフィーリングをつかむのに苦戦したことで、週末全体に影響が響いた。前を向き続けて、次のラリーを楽しみにするよ」

■クレイグ・ブリーン/総合7位(↓)

Hyundai Motorsport GmbH


「アメージングなラリーだった。このレベルのラリーに戻れたことは特別なことだし、これを実現させてくれたみんなに心から感謝している。ヒュンダイ・モータースポーツの一員としての自分をとても楽しめたし、マシンもすぐに手応えを感じた。今回、自分たちがするべき仕事は理解していたし、それができたと思う。チームの選手権争いに貢献できたことは光栄なことだった」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合8位(=)
「フィンランドを走るのはいつも楽しいが、今回はタイムを見るのが悔しかった。自分たちにペースがあることは分かっているが、今回は見せ場がなかった。上位に挑めなかったし、次のラリーまでに宿題を終わらせなくてはならない」

■ガス・グリーンスミス/SS21でラリーリタイア(↑)
「SS21のルーヒマキで、自分たちのノートにはないはずのコールを聞いたと思った。それに気を取られて道を読もうとして、鋭角の左コーナーでブレーキが遅くなった。向きを変えようとしたが、木にヒットしてタイヤが外れた。残念な結果になったが、2人も無事なことが何より重要だ」



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