WRCフランス:ツール・ド・コルスのシェイクダウンはミークがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:ツール・ド・コルスのシェイクダウンはミークがトップ

©Red Bull

WRC第4戦ツール・ド・コルスは3月28日のシェイクダウンテストを終えて、トヨタのクリス・ミークがトップタイムをマーク。2番手にはシトロエンのセバスチャン・オジエ、3番手にはトヨタのオィット・タナックが名を連ねている。

シェイクダウンのステージは、サービスパークの置かれたバスティアから約10kmほど離れた山間部に設けられた。距離は5.39km。ここ数年、シェイクダウンは距離こそ異なるが同じコースが使われている。路面の一部は継ぎはぎで荒れているところがあるほか、小さな集落の中も通過する、いかにもコルシカらしいコースだ。

シェイクダウンに参加したワールドラリーカーは全部で10台。全車とも3回以上の走行を行っているが、ミークは1走目で3分46秒8と好調なスピードを披露。3度目の走行で最初のタイムを0.1秒上まわるトップタイムを刻んだ。

2番手オジエ、3番手タナックに続くのはヒュンダイのダニ・ソルド、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ、Mスポーツ・フォードのエルフィン・エバンス。シトロエンのエサペッカ・ラッピの後ろにはヒュンダイのセバスチャン・ローブとティエリー・ヌービルが続く。

シェイクダウンはあくまでもテストであり、この結果を見てラリーの行方を占うことはできないが、ローブとヌービルはいずれも4度走行してのタイム。アンドレアス・ミケルセンを外してヌービル、ソルド、ローブというラインナップで挑むヒュンダイとしては、序盤3戦での遅れをここで一気に取り返したいところだ。

ラリーは28日木曜日の19時からセレモニアルスタートが行われ、SS1は29日金曜日の8時29分(日本時間29日16時29分)スタート。

WRCフランス シェイクダウン結果(トップ10)
1. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) 3:46.7
2. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) +0.9
3. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) +1.4
4. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.2
5. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +2.3
6. E.エバンス(フォード・フィエスタWRC) +2.5
7. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +2.7
8. S.ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.8
9. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +3.4
10. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +4.6



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