WRCメキシコ:オジエ「特別なイベントで最高ポイント、とりわけうれしい」デイ4コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:オジエ「特別なイベントで最高ポイント、とりわけうれしい」デイ4コメント集 

©Citroen

ラリーメキシコ、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。会心の走りでメキシコ5度目の勝利を飾ったオジエ。サバイバル戦の中でもノートラブルで走り抜けた上にパワーステージも制し、文句なしの今季2勝目に喜びを隠さなかった。
(カッコ内は順位の前日比)

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
「メキシコは自分にとって、間違いなく特別な場所。ここで5度目の勝利を飾り、選手権争いでもマキシマムポイントを獲ることができて、とりわけうれしい。そのために、自分たちはここに来た。トラブルなく週末を過ごせたが、自分たちもスタートからフィニッシュまでうまく走り抜けた。C3 WRCのポテンシャルが今回も裏付けされた。この週末は、トップパフォーマーとして演じることができた。選手権はこれまでにないほど激戦になりそうだから、この先も必死の作業を続けなくてはならない。まずは、素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい! コルシカも、同じ結果を目指して挑んで行く」

■エサペッカ・ラッピ/総合14位(↑)
「この独特な路面でどのようにC3 WRCを走らせるのかを学ぶことができて、うれしい。同時に、こうしたステージでのタイヤ戦略についても理解を深めることができた。次はツール・ド・コルスに集中していく。上位争いができることを目指すよ」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合2位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC


「いい週末だった。とても厳しいイベントだった。マシンにもタイヤにも、車内にいるドライバーにもタフだった。自分たちはうまくやれたと思うし、ミスもトラブルもなく走り切れて、本当にうれしい。自分たちの強さを表していると思う。パワーステージではパンクしてしまったので、どうすることもできなかったが、今日の最初の2本はよかったし、2位に入ることもできた。3戦すべてをポディウムで揃えて、選手権争いでは上々の滑り出しだ。この流れを続けて行きたいね」

■クリス・ミーク/総合5位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「総合5位は手堅かったので、パワーステージでは順位を守ることのバランスを取りながらプッシュしなくてはならなかった。最初の2SSではタイヤをセーブしたのは、いい戦略だったと思う。それからパワーステージを全力で攻めたが、5位を決めることができた。首位に立っていた時にパンクに見舞われるなどタフなラリーだったが、14ポイントを獲得できたのはポジティブな内容だ。チームやマニュファクチャラーズ選手権の面でも、とても強い戦いができた」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合8位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「4ポイントのために、こんなに必死で戦ったのは初めてだと思うよ! 今日2本目のステージの終盤で、地盤にサンプガードを打ち付けてしまった。走り続けることはできないと思ったが、あそこであきらめるわけにはいかないと言った。サンプガードを半分だけ修復した状態だったから、パワーステージでは速い走りができなかったし、タイムコントロールへの到着が遅れ4秒差で7位を逃してしまった。でも、少なくともフィニッシュすることはできた。この週末はいろいろなことが起こった。次のラリーは、もう少し落ち着いた展開になってくれることを願うよ!」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■エルフィン・エバンス/総合3位(↓)

M-Sport


「いいリザルトだが、今回は2位も狙えたので少し残念にも思う。いくつか問題を抱えて、それがかなり大きく響いてしまった。オタテの2回目での内容はかなり痛手になり、今日の午前はタイヤの戦略も誤った。それでもいい週末になったし、ポジティブなこともあった。ミスは一切なかったし、高ポイントも獲得できたので、コルシカでは走行順がよくなる。最も重要なのは、マシンの変更がいい形で進んだこと。今シーズンを通して、がんばってそれを進めていく」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合4位(=)

Hyundai Motorsport GmbH


「今回は望んでいた展開にはならなかった。金曜日序盤のパンクと自分たちの走行順で、スタートからフィニッシュまで本当にチャレンジングなイベントになった。速さに劣っていたところもあったし、とにかく苦戦していた。いいリズムでドライビングしている感触はあったが、いつものペースではなかった。今日は、上位に何かが起こった時のために、いいリズムでの走りを維持していたが、パワーステージではライバルとは異なりタイヤのパフォーマンスがあまり残っていなかった。今回のラリーはもう忘れて、コルシカに向けて“リグループ”するよ」

■ダニ・ソルド/総合9位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「今日は限界の範囲でのドライブでマニュファクチャラーズポイントを取ることを目指していた。それが、チームのためにはとても重要なことだったからね。パワーステージの序盤はマシンをとても楽しめていたので少しプッシュしたが、ムチャはしなかった。リザルトは思うようには出せなかったが、週末を通してドライビングを楽しめたし、観客からの応援はアメージングだった。金曜日はトラブルが出るまでは上位争いをしていたので、ポテンシャルは間違いなくある。次のコルシカでは、もっと強い走りをしたい」

■アンドレアス・ミケルセン/SS21フィニッシュ後にラリーリタイア

Hyundai Motorsport GmbH


「今回はチャンスがなかったと考えるのは簡単だが、ポジティブなことに目を向けることも重要だ。i20クーペWRCは、ここのグラベルで自分の思う以上のパフォーマンスをしてくれたし、それが金曜日の好タイムにも反映されている。もちろん、ポイントを獲るための戦いをしたかったが、これもラリーだ。最終日はクリーンな走りができたし、パワーステージでもまずまずの走りができた。金曜日の午後は走れなかったので、ラスミナスは初めて走った。完璧ではなかったが、有意義なレッスンになった」



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