新たにクリス・ミークをチームに迎えるトヨタ、目指すはトリプルタイトル – RALLYPLUS.NET ラリープラス

新たにクリス・ミークをチームに迎えるトヨタ、目指すはトリプルタイトル

©TOYOTA

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、1月24日(木)から27日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリーモンテカルロに、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組、そして新たにチームに加入したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組の、3台のヤリスWRCで参戦しする。トヨタは、マニュファクチャラーズタイトルの防衛と、ドライバーズおよびコ・ドライバーズタイトルの獲得を目標に掲げ、WRC復帰3年目となる今シーズンの戦いに挑む。

長い伝統を誇るラリーモンテカルロは、数あるWRCイベントの中でも、非常に難易度が高いラリーとして知られている。山間部のSSは路面が雪に覆われることも多く、路面状況は刻々と変化する。1本のSSの中でもドライ、ウェット、アイスバーン、スノーとコンディションが変化するため、タイヤの選択が大きな鍵を握ることになる。また、SSが始まる直前にステージを走行し、最新の路面コンディションを選手に伝えるセーフティクルーの役割も非常に重要だ。

近年セレモニアルスタートは、ラリー・モンテカルロの名の由来であるモナコ公国で行われていたが、今年はフランス南部のギャップで幕を開ける。SSはすべてフランス国内が舞台となり、クルマの整備作業を行うなど競技の中心となるサービスパークは、例年同様ギャップの市街地に置かれる。ラリー初日の24日(木)は、午前中のシェイクダウンに続き、日没後にセレモニアルスタート、夜7時半過ぎから2本のSSが行われる。2日目の25日(金)は、ギャップを中心に3本のSSを各2回走行。3日目の26日(土)はギャップの周辺で2本のSSを各2回走行し、その後長いリエゾン(移動区間)を経てモナコで1日を終える。ラリー最終日となる27日(日)は、モナコを基点にフランス山中で2本のSSを各2回走行。その後、勝者はモナコ王宮前で表彰台の中央に立つ。SSは4日間合計で16本、計323.83km。リエゾンを含めた総走行距離は、1366.43kmとなる。

トミ・マキネン(チーム代表)
「新たなるシーズンの開幕に興奮しています。ドライバーのラインナップが変わり新たにクリスがチームに加わりましたが、他のチームも顔ぶれに大きな変更がありましたので、モンテカルロはきっと興味深い展開になるでしょう。もちろん、シーズンの開幕戦としてはとても難しいイベントですが、我々の選手は皆モンテカルロで多くの経験があります。ドライバーとして私がモンテカルロで成功したのは現役時代最後の数年間だった事を考えても、経験こそがもっとも重要であると思います。1年前と比べるとオットはクルマに対する理解を深めていますし、ヤリ-マティは昨シーズン終盤本当に強力でした。また、クリスはチームとクルマにすぐ馴染んだので、我々はチームとして、自信を持ってモンテカルロに臨みます」

オィット・タナック
昨年よりもはるかにリラックスした気分でモンテカルロを迎えられそうです。12ヶ月前は自分にとって全てが新しいことでしたが、今年はクルマもスタッフも昨年と変わらないので、今や本当に強いチームになったと信じています。昨年得た知識と経験の全ては、我々をより強くしてくれたはずです。昨年はタイトルにかなり近づいたので、今年はこれまでにないくらいハングリーな気持ちです。タイトルを獲得するためには賢くあるべきだと理解していますし、特に予想外の出来事に対して、賢明に対処する必要があります。昨年のモンテカルロでの2位は良い結果でした。それよりもひとつ上の順位を得られれば申し分ありませんが、そのためには本当に強力なライバル達との戦いに勝たなければなりません」

ヤリ-マティ・ラトバラ
「コ・ドライバーのミーカと共に、我々は今年13回目のWRCシーズンフル参戦に挑みます。優勝に対するモチベーションは依然高く、究極の夢であるドライバーズ・タイトルも狙っています。昨シーズンの後半はとても好調だったので、その流れを保ち続けることができれば、夢が叶うかもしれません。クルマが速く信頼性もあることは分かっていますので、あとは我々ドライバーがその力をきちんと引き出せるかどうかにかかっています。モンテカルロでは、ヤリスWRCと共に2年連続で表彰台フィニッシュを果たしました。同様の結果を今年も手にしたいと思っていますが、何よりも重要なのは確実に週末を戦い抜き、ミスを最小限に抑えることです」

クリス・ミーク
「新しいチーム、新しいクルマ、そして新しいコ・ドライバーとの新たなるスタートにとても興奮しています。チームが昨シーズン、特に後半戦に成し遂げたことは、私がこれから一緒に戦っていくことになるクルマに対する自信を、大きく高めてくれました。そして実際に自分で運転をして、その性能に感銘を受けました。とはいえまだ学んでいる段階ですので、モンテカルロに関しては大きな目標を設定していません。当面の優先事項は、もう1度純粋に運転を楽しむことです。そしてモンテカルロは、過去に私が楽しんで走ることができたイベントなのです」

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