APRCニューカレドニア:レグ1、ギルがトップ、ティデマンドはパンクでロス – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRCニューカレドニア:レグ1、ギルがトップ、ティデマンドはパンクでロス

 

APRC第2戦ラリーニューカレドニアは5月14日にヌーメアでセレモニーの後、15日にスーパーSS2回を走行し、16日には林道での競技ステージが行われた。レグ1に設定された9SS・119.67kmを終えた時点で、2013年のAPRCチャンピオン、ガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000)が首位に立った。

「道はすごくスリッパリーだったが、いい一日になった」とギル。「ポンタスは今日最初のステージでアンラッキーがあった一方で、僕らも彼との差を充分維持した。ただ、明日も長い一日になるし、クレストが山ほど出てくる上に路面がスリッパリーなので、慎重に行かなくては」

チームMRFのチームメイトで、前戦ニュージーランド優勝のポンタス・ティデマンドは、この日最初のステージからわずか200mのところでコーナーをワイドランしパンクを喫した。15km残るステージを走り切るために停車してのタイヤ交換を余儀なくされ、この作業で2分以上のロスを喫した。しかし、その後はギルとベストタイム合戦を繰り広げ総合2位に食い込んだが、ギルとの差は3分近く開いている。

「あのステージの序盤でパンクしたのかどうか、よく分からない」とティデマンドは困惑気味。「でも左コーナーでマシンが膨らんでしまった。どうしてか分からない。それで小さなバンクにヒットしたから、パンクしたのかもしれない。とにかくタイヤ交換のために止まるしかなかった。2分以上ロスしたけど、こんなこともあるよ」

また、チームMRFからエントリーしている地元ニューカレドニアのジャンールイ・レイロードも順調にこの日を走り切り、シュコダ・ファビアS2000がトップ3を独占している。

総合4位では、三菱ランサーエボリューションIXを駆る地元のユーゲン・クローネが健闘している。

レグ2には7SS・119.17kmのステージが設定される。

暫定リザルト(レグ1終了時点)
1.Gill/Macneall(SKODA) 1:16:34.7
2.Tidemand/Axelsson(SKODA) +2:56.1
3.Leyraud/Beckwith(SKODA) +4:31.0
4.Creugnet/Delrieu(MITSUBISHI) +5:37.1
5.Dalstein/Dalstein(MITSUBISHI) +7:27.1
6.Guigou/Gaspard(RENAULT) +7:50.6



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