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全日本ラリー北海道:SS4を終えて新井が首位「ヤムワッカは最初から全開で行った」

©Takuto Nishio

全日本ラリー選手権第8戦ラリー北海道は、9月15日(土)のSS4を終えて新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が15.6秒差で総合首位に立っている。2番手に鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)、新井から18.3秒差の3番手に勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が続いている。

首位の新井から4番手の奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)まで、20.3秒差に収まる接戦となっており、今後の展開からも目が離せない。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN6 首位
新井敏弘

「クンネイワはかなり荒れていたので、だいぶ抑えて走りました。ヤムワッカは最初から全開で行きました。でも、リクベツはどうしても、ランサー勢に負けてしまいますね(笑)。マシンは少し足回りが柔らかいかもしれないです。午後はかなり荒れそうなので、車高を上げようかと思っています」

JN6 2番手
鎌田卓麻

「ヤムワッカでトラブルが出て、15秒くらいロスしてしまいました。ハンドブレーキが引っかかってしまい、戻らなくなってしまいました。午後はトップと離れてしまったので、追いつけるように頑張ります」

Takuto Nishio

JN6 3番手
勝田範彦

「とりあえず順調ですが、微妙に離されつつありますね。路面は少し荒れていますけれど、掘れているというほどではありません。午後はちょっとペースを上げたいですね」

Takuto Nishio

JN6 4番手
奴田原文雄

「北海道は長いですね、お腹が空きました(笑)。この陸別はラリースクールでもホームコースですからね。そもそもランサーに向いているコースなんでしょうね。午後はヤムワッカで新井選手、というかスバル勢が速いので、なんとかタイムを上げたいですね」

JN5 首位
小濱勇希

「グリップが高い路面コンディションになっていて、かなりスピードが上がっています。それもあって、ハイスピードコーナーはかなり怖いんですが、自分のドライビングに合っているようで、気持ちよく走れました。今の所マシンのトラブルもなく順調なので、今のペースをキープして、このまま走り切りたいです」

JN4 首位
石田雅之

「思ったよりもグリップ感がないですね。みんな走りにくいと言っていますよね。レッキや以前走った感覚と比べると、走りにくく感じました。昨日少し雨が降ったことで、見た目よりもグリップが悪いのかもしれません。トップですが、ほとんど差がないので、トラブルを起こさないように頑張ります」

JN3 首位
天野智之

「クラス順位は問題ないんですが、思った以上に石田選手が速いですね。上を見ていると危ないので、自分の中で安全に走るペースで行こうと思っています。ショックアブソーバーの調整ダイアルが壊れてしまっていて、道が悪い箇所で減衰を変えられないので、少し危ない瞬間がありました」

JN2 首位
長﨑雅志

「スピードレンジの違いにビックリしています。長いステージも集中力を切らなさないことだけは気をつけました。無事に帰ってこられて良かったです。完走が前提ですが、その中でひとつでも上の順位で終われるようにしたいです」

JN1 首位
三苫和義

「トップみたいですね。好調の理由はコ・ドライバーです。ラリー北海道はいいコ・ドライバーでないと、しっかり踏めません。午後もこのまま走れば、問題ないと思います」



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