注目集まるオジエの去就。ドライバー市場は早くも活発化 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

注目集まるオジエの去就。ドライバー市場は早くも活発化

©M-SPORT

2018年のWRCシーズンも後半戦に入って2戦目、夏の訪れとともに来季に向けたストーブリーグの動きが活発化している。

ワークスではオット・タナク(トヨタ)とアンドレス・ミケルセン(ヒュンダイ)以外のドライバーが今シーズンで現所属チームとの契約を終える状況で、最大の注目は最強チャンピオン、セバスチャン・オジエの去就だろう。数カ月前は「Mスポーツに残るか、引退かのどちらか」と話していたが、ラリードイツの開幕前に「残るにしても、移籍するにしても、今度が最後の契約になる」と、自身のキャリアが終わりに近づいていることをあらためて名言した。

「Mスポーツはいい雰囲気のチームだし、ここで続けたい気持ちもあるけど、僕の最優先はどんなパフォーマンスのクルマに乗れるかにある。フィンランドでのフィエスタにはちょっとがっかりだったから、残留するなら、パフォーマンス面でなんらかの解決策が必要だ。もちろん他のチームともオープンに話す用意がある。まだまだ勝ちたいという希望はあるんだ。でも、家族との時間も大切にしたいし、自分のキャリアは、もうそう長くないと思っている」

一方、移籍市場でのもうひとりの注目株はティエリー・ヌービル。2019年に関してはヒュンダイ側がオプション契約を有しているが、現時点でそれはまだ行使されていない。
「ティエリーを含めて、まだ誰ともサインをしていない。我々にとって最優先はまずはこのラリー、そして選手権の獲得だ。動くとしても9月以降になるだろう」と、チーム代表のミシェル・ナンダンはじっくりと契約更新を進める構えだ。

トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラとエサペッカ・ラッピはトヨタ残留を優先にマネージメントサイドがチームと交渉中。代表のトミ・マキネンは、「ようやく交渉をスタートしたばかり。いろんなオプションがあるからじっくりと決めたい」とこちらも決定を急がない模様。

一方、来季こそ選手権を争うチームへの復活を目指すシトロエンのチーム代表ピエール・ビュダールは「来季はどの路面でも勝てて、選手権を争えるドライバーの獲得を目指す」とオジエ&ヌービル級のドライバー獲得に動くことを明らかにしている。
「来シーズンのウチは、14戦のWRCを戦うだけの予算を確保してある。2台になるか3台になるかは、どのドライバーを獲得できるか次第。トップドライバーを走らせることが最優先で、各ラリーで何台を走らせるかはそのあとに決める。ラリーフィンランドでの活躍が、我々の選択に有利に働くことを祈っているよ」



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