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FIA、Mスポーツ・ポーランドとのJWRC契約を1年延長

©FIA

FIAジュニア世界ラリー選手権は、2019年も引き続きMスポーツ・ポーランドがマネジメントを継続することになった。FIAが現在の契約を1年間延長することに同意したもの。

Mスポーツ・ポーランドのヨーロッパ拠点は、才能ある若手が世界の舞台で活躍する機会を与えることを目的としたコスト効果の高いワンメイクシリーズに、引き続き1リッターエンジン搭載のフォード・フィエスタR2を単独供給する。タイヤのサプライヤーもピレリが継続し、全5戦でのパートナーを務める。カレンダーは後日発表されるが、多彩なラリーで戦える能力を試すために、チャレンジングな路面が盛り込まれる。

今季は全5戦中ベスト4戦のポイントで争われ、最終戦にはダブルポイントが与えられる。また、SSウイナーにもボーナスポイントが与えられる。

シーズンを終えて、FIAジュニアWRCチャンピオンとなったドライバーには、世界ラリーの中でも最も大きな賞典の一つとも言える、新車のフォード・フィエスタR5が贈られる。また、2020年のFIA WRC2に登録フィーなしでノミネートするサポートの他、シリーズに参戦するイベントではピレリからタイヤセットのサポートも受けられる。

今年のジュニアWRCは、12カ国から15人のドライバーが登録しており、今週末の高速グラベル戦、ラリーフィンランドは全5戦中の第4戦に当たる。ジュニアWRCに登録できるドライバーは1990年1月1日以降生まれとなっており、将来のスタードライバーへの登竜門として位置づけられている。これまでのチャンピオンには、セバスチャン・ローブ(2001年)、ダニ・ソルド(2005年)、セバスチャン・オジエ(2008年)、クレイグ・ブリーン(2011年)、エルフィン・エバンス(2012年)がおり、いずれもWRCのトップレベルで活躍している。

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