WRCイタリア:競技3日目を終えてオジエが首位キープ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCイタリア:競技3日目を終えてオジエが首位キープ

©Red Bull

WRC第7戦イタリアは競技3日目のSS16までを終了。前日トップに立ったMスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエが総合首位に立っているが、2番手ヒュンダイのティエリー・ヌービルとは3.9秒差と、接戦が繰り広げられている。

HYUNDAI

この日はSS10〜SS16の7SS。午前中の3SSを、ショートステージをはさんでループする構成となっている。なかでもSS11は28.52km、SS12は29.11kmと、今大会でも距離の長いSSとなり、勝負の山場になると目された。18.9秒差でスタートした首位オジエと2番手ヌービルだが、SS11ではオジエがベストタイムを獲得し、その差を19.5秒にまで拡大。続くSS12ではヌービルが意地の一番時計をたたき出す。一方のオジエはリズムに乗れず、17.6秒差のSS6番手タイムに沈み、一気に4.9秒差にまで詰め寄られてしまった。オジエはショートSSのSS13でもタイムがふるわず、ふたりの差は2.9秒に。ラリーの半ばをすぎて一気に緊張感の高まる展開となってきた。

Red Bull

オジエはSS10の再走となる午後のSS14で、ふたたび一番時計をマーク。ヌービルとの差を6.8秒に拡大し、逃げを打つ体制を固めていく。もちろんヌービルも黙ってはおらず、SS15、SS16と連続ベストタイムでオジエを逃がさない。ジワジワとオジエとの差を削り、最終的に3.9秒差としてこの日を終えている。ふたりの決着は最終日に持ち越されることとなった。

総合3番手はトヨタのエサペッカ・ラッピ。それまで総合3番手につけていたトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが、この日の最終SSとなったSS16を走り切ったのちにオルタネータートラブルで戦列を去ったために繰り上がることとなった。ラッピと首位オジエの差は54.2秒あり、上位を狙うのは現実的ではない。

CITROEN

4番手はヒュンダイのヘイデン・パッドン、5番手にシトロエンのマッズ・オストベルグ、6番手には同じくシトロエンのクレイグ・ブリーンというオーダーとなっている。4番手パッドンと5番手オストベルグの差は2.1秒と接近しており、チームに存在感をアピールしたいふたりとしては、まさに踏ん張りどころと言えるだろう。

競技最終日に残されたのはSS17〜SS20の4SS、42.04km。オジエが逃げ切るか、ヌービルが逆転するのか、今シーズン3勝目を挙げるドライバーに注目が集まる。SS17は日本時間10日(日)15:45スタート。

WRCイタリア SS16終了後暫定結果
1. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 3:02:16.9
2. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +3.9
3. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +54.2
4. ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +2:01.8
5. マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC +2:03.9
6. クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +3:13.6
7. ヤン・コペッキー シュコダ・ファビアR5 +10:41.4
8. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +10:48.3
9. オット・タナク トヨタ・ヤリスWRC +12:27.4
10. マルティン・プロコップ フォード・フィエスタRS WRC +13:02.1

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