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全日本ラリー丹後:初日は勝田と鎌田が僅差のバトル

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2018年全日本ラリー選手権第3戦「NISSIN Rally丹後2018 Supported by Sammy」は、4月28日(土曜日)に6本のスペシャルステージ(SS)を走行し、勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が、2番手の鎌田卓麻/市野諮(スバル)に1.6秒差をつけて初日首位に立った。14.4秒差の3番手は福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX)がつけている。

事前の予報通り、丹後地方は朝から快晴。ドライコンディションでスピードを見せたのが、ダンロップ勢だった。スタートから首位を走行していた鎌田を、SS5で勝田が逆転。「午後のセクションで挽回することができました。昼サービスでリヤのスタビライザーを変更したんですが、それも良かったですね。まだ鎌田選手とは1.6秒差しかないので、痺れる展開です(笑)。明日もしっかり整備して、この位置を守りたいと思います」と、勝田は表情を引き締める。

一方、午前中のポジションを守れなかった鎌田は、「SS5とSS6でマフラーのガスケットが抜けてしまって、少しパワーダウンした感じがありました。ちょっと悔しいんですが、まだ1.6秒差ですし、明日頑張ります」と、最終日での逆転を誓う。

前戦唐津で勝利した奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)は18.0秒差の4位。セッティングが合わず、SS3では3気筒になるというトラブルにも見舞われた新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)は52.2秒差の5位に沈んでいる。



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