プロトンモータースポーツ、2013年はAPRCに専念 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

プロトンモータースポーツ、2013年はAPRCに専念

 

 2011年に、アリスター・マクレーの総合タイトルをはじめ、マニュファクチャラーズ、パシフィック/アジアの両カップ、チームズとAPRC関連のタイトルを総なめにしたプロトンモータースポーツ。2012年はチームMRFのクリス・アトキンソンに王者の座を譲り渡したが、2013年にタイトル奪回を目指すことを明らかにした。

 チームからは、昨年APRCと併行してSWRCにも挑んでいたP-G・アンダーソンが2月に開催されるラリースウェーデンに参戦する予定だったが、必要なパーツが揃わずにこのエントリーを取り消している。

 チーム運営を担う英国MEMの代表、クリス・メローズは
「2013年はAPRCを最優先に活動していく。P-G・アンダーソンのラリースウェーデン参戦は、当初のプログラムに予定はなかった。ただ、彼は昨年のスウェディッシュでSWRC優勝を果たしているし、スウェーデンのファンのために計画したもの。スカンジナビアンがスカンジナビアのスノーラリーをサトリアネオS2000で活躍してくれれば、シーズンの滑り出しとして最高だった。P-Gは残念に思っているが、それは我々も同様だ。しかし、言ったように今季はAPRCに専念する。まもなく始まるニュージーランドでのテストを楽しみにしているよ」

 なお現段階でプロトンモータースポーツは、APRCでのドライバーズラインアップに関しては明言はしていない。また、チームMRFもシュコダ・ファビアS2000での継続参戦に向けて、最終調整に入っている模様だ。



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