WRCスウェーデン:WRC2部門はSS8を終えて勝田貴元がトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:WRC2部門はSS8を終えて勝田貴元がトップ

©Naoki Kobayashi

2018年WRC第2戦スウェーデン、WRC2部門ではSS8を終えた時点でTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムで参戦している勝田貴元(フォード・フィエスタR5)が、2017年チャンピオンのポンタス・ティデマンドを抑えて部門トップに立った。

前日の開幕SSはティデマンドがトップタイムをマークしていたが、この日最初のステージで首位に立った勝田は、その後も首位の座を譲らずに金曜日をまとめた。
「今日はかなりよかった。少しミスもあったが、それ以外は順調」と勝田。
「明日は落ち着いて、道に留まらなくてはならない。学ぶことはもっとあるが、いいリザルトも収めたい」

Naoki Kobayashi

昨年チャンピオンのティデマンドは、WRC2部門で最初にステージを走行することになり、コンディションに苦戦した。
「WRカーとは幅が違うので、R5用に雪を掃かなくてはならない部分もあった」とティデマンド。チームメイトのオーレ・クリスチャン・ベイビーは序盤2番手につけていたが、午後に入ってティデマンドが追い上げを見せた。

SKODA

ヒュンダイの若手育成プログラムでの初戦を迎えたヤリ・フッツネン(ヒュンダイi20 R5)は、この日は4番手。勝田との差は12.6秒と大きくはなく、WRC2部門の争いも激しくなりそうだ。

勝田のチームメイト、新井大輝はオーバーシュートでタイムをロス。しかし、その後もスロットルトラブルに見舞われ、システムをリセットするために停車しなくてはならず、この日は部門8番手だった。

WRCスウェーデン WRC2部門デイ2終了時点の結果
1. 勝田貴元(フォード・フィエスタR5) 1:20:21.5
2. P.ティデマンド(シュコダ・ファビアR5) +4.0
3. O-C.ベイビー(シュコダ・ファビアR5) +7.2
4. J.フッツネン(ヒュンダイi20 R5) +12.6
5. J.トーヒノ(シュコダ・ファビアR5) +32.2
6. K.アッブリング(フォード・フィエスタR5) +38.6
7. M.アディエルソン(シュコダ・ファビアR5) +50.7
8. 新井大輝(フォード・フィエスタR5) +51.4



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