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シュコダが参戦方針を調整、ティデマンドがWRC2タイトル防衛に挑む

©Skoda Auto

シュコダ・モータースポーツが、2018年のWRC参戦活動の方針を変更。今年も、WRC2を主軸に進めて行くことを明言した。

英国バーミンガムで開催されたオートスポーツ・インターナショナルに顔を見せたチーム代表のミハエル・ハラバネクが、最新のチームプランについて語った。
「2018年も、昨年と同じプログラムになる。ポンタス・ティデマンドとともに、WRC2に専念していく」とハラバネク。
「ティデマンドはタイトル防衛を目指し、また若手ドライバーにもチャンスを与えて行く。特にオーレ・クリスチャン・ベイビー、カッレ・ロバンペラ、そしてユーソ・ノルドグレンもだ。ヤン・コペッキーも、モンテカルロを含め何戦かはWRCに参戦するが、彼がメインにするターゲットはチェコ選手権だ」

昨年は、WRC2でシュコダのドライバー同士が競り合うことがないように、かなり配慮していたシュコダ・モータースポーツ。
「昨年、我々のドライバー同士が戦い合ったのは、数戦だけだったと思う。基本的に国際格式イベントだったが、今年はお互いがぶつからずに、かつ2人の若手が経験を積めるような組み合わせを見つけなくてはならない。2つの戦略がミックスされることになる」

2018年の予測について聞くと「今年のWRC2は、もう少しチャレンジングになると思う。コペッキー、ティデマンドがいるだけでなく、ベイビーも昨年は力量を発揮している。ポーランドで勝つことができたんだからね」とハラバネク。

「ヒュンダイは、ヤリ・フッツネンのような若手ドライバーをサポートしてくる。シトロエンも、新しいR5カー(C3)でステファン・ルフェーブルを起用するし、もちろんフォルクスワーゲンも、夏には自分たちのマシンを投入して最大限のパフォーマンス発揮をしたいと挑んでくるだろう。そうしたことから、今年のWRC2は、非常にいい選手権になると考えている」
(Martin Holmes)



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