Mスポーツ、母国戦でWタイトル獲りへ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツ、母国戦でWタイトル獲りへ

©M-SPORT / @World

今週開催されるラリーGB、チーム拠点の母国戦を迎えるMスポーツは、マニュファクチャラーズ、ドライバーズの両タイトルを確定させるチャンスを握っている。

特にマニュファクチャラーズタイトルは、エントリーする3台のフォード・フィエスタWRCのうち、一台でもフィニッシュラインを超えれば、タイトルが確定する。一方、ドライバーズ選手権では、今季2戦を残した時点で、首位セバスチャン・オジエと、2位でチームメイトのオット・タナクとの差は37ポイント、3位ティエリー・ヌービルとは36ポイントとなっている

Mスポーツは、この母国戦のサービスパークに史上最高となる13台のフォード・フィエスタを抱える大所帯となり、様々な面でタフな週末となりそうだ。

過去4年連続でラリーGBを制しているオジエ。5連覇を果たせば、WRC英国戦85年の歴史の中で、最多勝利記録を更新する。また、優勝すればシリーズ5連覇が確定、2位かつボーナスポイントの懸かるパワーステージでステージ勝利を収めても、タイトルが決まる。
「このイベントは、モータースポーツの中でも長い歴史を誇る。カレンダーの中で最も象徴的な一戦と言っていいだろう。誰もが勝ちたいと思うラリー。もちろん、自分たちも優勝争いに加わりたいと思っている」とオジエ。
「チームにとって、とても特別なイベントになる可能性があるのは明らか。自分たちもドライバーズ選手権では計算上、初めてタイトル獲得のチャンスが出ている。でも、あまりそのことは気にし過ぎないようにする。ラリーを楽しむこと、できる限りベストなパフォーマンスを披露することが重要だ」

エストニア出身のタナクにとっても、ラリーGBは2011年にWRカーデビューを飾った思い出のあるイベント。これまで6回参戦した英国戦のうち、5回はフィエスタWRCでの参戦だ。さらに昨年は、2位フィニッシュも果たしている。
「ラリーGBは、様々な意味で伝統の一戦。長い歴史とともに、コンディションも予想つかないが、それがラリーだし、だからこそカレンダーの中でもビッグチャレンジと言われるゆえんだ」とタナク。
「もちろん、チームにとっても特別な週末。最高の結末が目前に迫っている。チームのみんなが、そのゴールに達するために、必死で挑んでいく。自分としても、優勝でこの週末を飾ることができたら、なおうれしいね!」

サードカーを駆るエルフィン・エバンスにとっては、地元からの盛大な応援が待つ自身にとっての母国戦でもある。メイヘリンステージには、応援者による「エルフィンズ・ステージ」が設けられ、エバンスと同じく英国出身のコ・ドライバー、ダニエル・バリットとともに、フィエスタWRCの中からその声援を受けることになる。
「母国でラリーに参戦するのは、他の何ものとも比較できない」とエバンス。
「チームにとって歴史的なイベントにできるよう、自分の努めを果たしていきたい。ステージでウェールズのファンの姿を目にするのは、いつでも素晴らしい気持ち。みんなの情熱が、自分にとってもさらにパワーを与えてくれる。コンディションがどうなるかはまだ分からないが、シーズンが終わる前に好リザルトを何とか出して行きたい。今週末はそのために全力を尽くす」



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