WRC英国戦、ヒュンダイは初の4台体制で好リザルトを狙う – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC英国戦、ヒュンダイは初の4台体制で好リザルトを狙う

©Hyundai Motorsport

ヒュンダイ・モータースポーツは、今週開催されるWRC英国戦に、ヘイデン・パッドン、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセン、ダニ・ソルドの4台のi20クーペWRCで臨む。参戦4シーズン目も終盤にさしかかり、チームはウェールズのグラベル路で好リザルトをマークすることを目指している。

ここ数戦、厳しい結果が続いているヒュンダイ勢。今季最後のヨーロッパ戦を前に、初めてi20クーペWRC4台を投入する強固な体制で、好リザルトの獲得に完全集中している。ヌービルは、ドライバーズ選手権での2位再浮上を目指す一方、ミケルセンはヒュンダイからの参戦2戦目。4台目の#16カーを駆るのはソルドで、マニュファクチャラーズ選手権ポイントのノミネートからは外れる。

チームは先日、英国ウェールズのコースで最新スペックのi20クーペWRCをテストした。タイトル争いではここ数戦伸び悩んだが、今季残り2戦では、本来のパフォーマンスを発揮する決意を固めている。

前戦スペインをスキップしたパッドンは、得意のグラベル戦で戦線復帰。コンペティティブな流れをつかむことを目指す。ここ2シーズン、英国戦ではトップ5に食い込んでおり、7月以来となるポディウムフィニッシュを狙いたいところだ。
「ラリーGBは、ドライビングの試練がたくさんある象徴的なラリー」とパッドン。
例年、シーズンの終盤に開催されるので、雨が降りやすいし霧も出るかもしれない。いろいろな意味で、母国のニュージーランドと似ている。今シーズンは厳しい内容が続いているが、いいリザルトを出してポジティブな形でシーズンを締めくくりたい」

計算上ではドライバーズタイトルのチャンスがまだ残されているヌービルにとって、ウェールズは天王山の戦いとなる。2016年には、ヒュンダイとして初となるGB戦でのポディウムフィニッシュを果たしているヌービルは、今年もトップ3リザルトを視野に入れている。

「スペインでは大打撃を受けたが、ウェールズでの戦いの準備はできている」とヌービル。
「カレンダーの中でも独特のイベントで、天気によって流れが左右されることも多い。雨で風が強く、マディになれば、信じられないほどスリッパリーな道になる。間違いなくタフなイベントだが、自分が楽しめるラリーでもある。何度かポディウムにも上がっている。林道ステージを高速で駆け抜けるのは、夜間になることもあって、信じられないほどだよ。選手権の最後まで、緩めることなくプッシュを続けていくつもり
だ」

ヒュンダイからの初参戦となった前戦では、いきなり初日に首位に立つなど、衝撃的な走りを見せたミケルセン。オールグラベルとなる今回も、i20クーペWRCに慣れることがテーマとなりそうだ。
「スペインでの経験は、とても有意義だった」とミケルセン。 ラリーGBは、自分にとって特別なイベント。17歳の時に初めて参戦したWRC戦だからね。このラリーのことは熟知しているので、独特の試練も楽しむことができる。どこかの段階で雨は降るだろうし、そうなればスリッパリーになるが、全体としてはとても楽しめるラリーだ。楽しみにしているし、上位の近辺に挑むことができたらいいね」

母国スペイン戦では、フラストレーションのたまる結果となってしまったソルド。今季は唯一、連戦でパワーステージでの最高ポイント獲得をマークしており、GBでは波乱の少ないラリーを目指していく。
「GBは、ほとんどのクルーが楽しいと語るラリー」とソルド。
「林道ステージはナローなセクションもあり難しいが、とりわけ楽しめる。今季最後のラリーを、ポジティブなリザルトで終えたい。スペインでは逃してしまったが、ポディウムフィニッシュも可能だったので、それをウェールズで果たしたい」



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