今週開催のWRCラリースペインで、プレイベント会見を前に出席ドライバーによるスロットカー大会が開催された。オィット・タナック、アンドレアス・ミケルセン、ステファン・ルフェーブルを抑え、見事優勝したのはヤリ‐マティ・ラトバラ。幸先のいい滑り出しを決めた。
4人のドライバーは、シェイクダウン終了後に会見会場に集合。それぞれのマシンのミニバージョンのスロットカーを、特設コースで走らせた。ラトバラは、レース中盤でなんどかコースを外す場面もあったが、セミファイナルでミケルセンを下した。同じくセミファイナルでルフェーブルに勝利したタナックだったが、決勝では豪快に回転。これで勝負が決まった。
この企画は、スペインのファブリカ・デ・フォゲテスが、WRCとスロットカーセットのライセンスに関する複数年契約の締結を発表したことに合わせて行われた。同社は、フォード・フィエスタ、シトロエンC3のWRカーに、それぞれ4つのオプションを発売した。