新井敏弘、今週末のS耐富士10時間に参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

新井敏弘、今週末のS耐富士10時間に参戦

©Naoki Kobayashi

9月1〜3日に富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久シリーズ第5戦「SUPER TEC」に新井敏弘が参戦する。

新井が参戦するのは、TCR規定で走行するカテゴリーST-TCR。チームはこれまでの4戦すべてでポールポジションを獲得しているAudi Team DreamDriveだ。新井は田ヶ原章蔵、白坂卓也、竹田直人の3人に加わり、4人で10時間の長丁場を戦う。

マシンはAudi RS3 LMS。2リッターの4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力330馬力、最大トルク410Nmを誇るFF車だ。チームは2戦連続2位入賞を果たしており、悲願の初優勝を目指して富士に挑む。

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8月31日、新井はテスト走行でマシンを初ドライブ。完璧な状態ではなかったと言うが、手応えは得たようだ。
「今日初めてドライブしましたが、運転しやすいクルマです。馬力はWRX STIと似た感じですが、車重も軽いし、パドルシフトだから面白いですね。ただFFですから、アクセルを開けすぎちゃうとフロントが逃げてパワーアンダーになりやすい。そこだけ気をつけてあげれば大きな問題はないかなと。今日はちょっとトラブルが出てしまって完璧なセッティングが出せなかったのですが、タイムも悪くなかったと思います」

過去にはS耐やWTCCに参戦した経験もある新井だが、10時間という長丁場に気を引き締める。
「タイヤも持たせないといけませんからね。ロングスティントのテストはしていませんが、色々な部分で優しく運転してあげないといけないんだろうなと思います。本番のレースではチームの足を引っ張らないように(笑)、助っ人になれるように頑張ります」

プログラムは1日(金)の専有走行からスタート。2日(土)の12時45分から公式予選が行われ、3日(日)の朝8時から10時間にわたる決勝レースが幕を開ける。



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