Women in Motorsport Project、2017年活動計画を発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Women in Motorsport Project、2017年活動計画を発表

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3月28日、東京都江東区の株式会社ソフト99コーポレーション東京サイトにて、Love Drive株式会社とFIA Women in Motorsportアジア代表委員でJAF Women in Motorsportアンバサダの井原慶子氏が、2017年の「Women in Motorsport Project」の活動内容を発表した。自動車産業やモータースポーツ界での女性の活躍を推進する同活動からは、昨年女性レーサーたちが次々とレースデビューを果たし、多数の優勝および表彰台を獲得した。3年目となる今年は、国内人気シリーズへの女性チームでのフル参戦をはじめ、ラリー、電気自動車レースにも参戦する。

さらなる女性の活躍の機会として、女性監督と女性レーサーで構成する「LOVE DRIVE RACING」を立ち上げ、スーパー耐久レースのST-5クラスにエントリー。井原慶子が総監督を務め、Mazda Women in Motorsportで育成を受けた女性ドライバーがマツダロードスターをドライブ、フル参戦を行う。

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジには、日本人として初めてWRCに参戦した勝田照夫氏が監修し、トヨタ・アクアで東シリーズにフル参戦。また、全日本EVレースには、電気自動車BMW i3で参戦する。

井原氏は「この活動がはじまった2012年以降、メーカーや団体の枠組みを超えて協力の輪が広がっています。昨年は延べ人数で80名の女性がプロジェクトからレースで入賞し、エンジニアなど自動車産業への就職者も輩出できました。今後も女性の参画機会が継続して増えていき、それがクルマ文化の熟成につながるよう努めたい」とコメントした。主な参戦予定は以下の通り。

スーパー耐久シリーズ参戦
チーム名:LOVE DRIVE RACING
エントリークラス:ST-5
マシン:マツダNDロードスター
総監督:井原慶子
ドライバー:Mazda Women in Motorsport 育成女性ドライバー

ロードスターパーティーレースシリーズ参戦
エントリークラス:NDクラス
マシン:マツダNDロードスター
ドライバー:
 北日本シリーズ 岩岡万梨恵、関崎祐美子、小松寛子
 東日本シリーズ 小松寛子、辻田慈、加藤沙也香
 西日本シリーズ 北平絵奈美、岡村英莉

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ 東シリーズ参戦
エントリークラス:C-1クラス
マシン:トヨタ・アクア
ドライバー:ホン・ミンウエィ
コドライバー:古本舞桜

全日本EVレースシリーズ参戦
エントリークラス:EV-2 クラス
マシン:BMW i3
ドライバー:猪爪杏奈



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