イプルーラリーはプジョーで参戦のアッブリングが優勝、R5参戦のヌービルは転倒 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

イプルーラリーはプジョーで参戦のアッブリングが優勝、R5参戦のヌービルは転倒

©Martin Holmes Rallying

これまで40年以上もERC戦として開催されてきたベルギーのイプルーラリーは今年、大きな変革を迎えた。今回は新たに設立されたTER(ツアー・ヨーロッパ・ラリー)シリーズの一戦として開催された他、英国ラリー選手権のタイトルも懸けられた。

このイプルーラリーには、ヒュンダイのWRCチームマネージャー、アラン・ペナスが、PRも兼ねて地元ベルギー出身のティエリー・ヌービルをi20 R5でノミネートしたことで話題を呼んでいた。 しかし、このラリーを制したのは、元ヒュンダイのテストドライバー、ケビン・アッブリングで、2位にブライアン・ブフィエが入った。それぞれプジョー208T16、シュコダ・ファビアR5と、いずれもヒュンダイ以外のマシンでの参戦だった。

一方、ヌービルは、ヒュンダイの若手育成プログラムで修業中のイム・チェウォンを伴っての参戦だったが、両者とも転倒を喫しており、ヒュンダイ勢の最上位はTERトップフィニッシュで総合6位のジャンドミニコ・バッソ。バッソは初日にエンジントラブルに見舞われ、遅れを喫した。

Martin Holmes Rallying

英国ラリー選手権の最上位は、総合7位のキース・クローニン。2WD部門のトップフィニッシュは、ティム・カン・パリーのポルシェで、RC4クラスはプジョー208R2のグイオーム・デ・メビウスが制した。
(Martin Holmes)

イプルーラリー最終結果
1 K.アッブリング(プジョー208T16) 2:20:46.8
2 B.ブフィエ(シュコダ・ファビアR5) 2:20:54.8
3 V.ベルシュエレン(シュコダ・ファビアR5) 2:21:33.7
4 B.シーザー(フォード・フィエスタR5) 2:22:24.7
5 H.コブス(シュコダ・ファビアR5) 2:24:19.2
6 G.バッソ(ヒュンダイi20 R5) 2:24:20.9
7 K.クローニン(フォード・フィエスタR5) 2:25:00.3
8 K.プリンセン(シュコダ・ファビアR5) 2:25:24.9
9 P.ゲーセン(フォード・フィエスタR5) 2:25:46.7
10 M.エドワーズ(フォード・フィエスタR5) 2:26:18.4



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