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ERCイプルー:ブリーン、痛恨リタイア! ロイクスが逆転でイプルー10勝目

 

ERC第5戦イプルーラリー(ターマック、ベルギー)は6月27日、レグ2に設定された10SS・169.80kmの競技が走行が行われ、大波乱の結末を迎えた。

初日首位につけたクレイグ・ブリーン(プジョー208T16)は4.4秒のマージンを広げていくが、SS12でスリップオフ。ラジエターに草が詰まったことで水温が上がり、ここでリタイアに追い込まれてしまった。このステージでは、首位にわずか1.6秒差の3位につけていたステファン・ルフェーブル(プジョー208 T16)も右フロントタイヤをパンク。これで3分以上をロスし、優勝の望みが消えてしまった。

これでブフィエが首位に立ったが、猛烈な勢いで追い上げてきたのが前日総合5位で終えていた地元ベルギーのヒーロー、フレディ・ロイクス。今イベント10度目の勝利を狙い、シュコダ・ファビアR5を投入してきたロイクスは、初日はグリップが得られずに苦戦していたが、この日はSS9からベストタイムを連発。25.8秒の差を一気に取り戻し、SS12が終了した時点でブフィエに4.1秒差まで迫っていた。

ブフィエとロイクスの一騎打ちと思われた勝負も、SS15でブフィエがパンクを喫して万事休す。ロイクスに軍配が上がった。

「初めてのマシンに慣れなくてはならなかったから、序盤はそれほどノれていなかった」とロイクス。「方向性を変えなくてはならなかったから、いい気分ではなかったけれど、チームとステップバイステップで詰めていく事ができた」

記念すべき10度目のイプルー勝利にロイクスは「特別な勝利。45歳のドライバーとして12回目の参戦、ライバルはみんな若手だから、悪くない走りだと思うよ! 僕のキャリアの中でもハイライトとなる勝利だ」

僅差バトルで勝利を逃したブフィエだったが、3位との差が広がっていたためにタイヤ交換で2分をロスしても2位を堅守。3位にはヴィンセント・バーシュエレン(DS 3 R5)が入った。

ERC2はティボール・エルディ(三菱ランサーエボリューションX)が首位を守り切ったが、ERC3はアレクサンダー・ザワダ(オペル・アダム)が逆転勝利を収めた。

日本から参戦した川名賢(フォード・フィエスタR2)はSS14でテクニカルトラブルによりリタイアと報告されている。

【ERCイプルーラリー暫定総合順位】
1 F.ロイクス(シュコダ・ファビアR5)2:21.29.9
2 B.ブフィエ(シトロエン DS 3 R5) +1:27.5
3 V.バーシュエレン(シトロエン DS 3 R5) +2:02.5
4 B.マガリエス(プジョー208 T16) +2:53.1
5 S.ルフェーブル(プジョー208 T16) +3:01.9
6 J.オルサク(シュコダ・ファビアS2000) +3:20.8
7 J.タラバス(シュコダ・ファビアS2000) +4:25.0
8 M.マコーマック(シュコダ・ファビアS2000) +5:48.2
9 D.バネステ(フォード・フィエスタR5) +5:48.3
10 P.クリステンセン(シュコダ・ファビアS2000) +6:59.9



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