ERCズリン:レグ1トップはコペッキー、チェコタイトルは確定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCズリン:レグ1トップはコペッキー、チェコタイトルは確定

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ERC第7戦チェコ・ラリー・ズリン(ターマック)は8月29日、レグ1・2日目の走行が行われ、地元チェコのヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアR5)が首位で折り返し、今イベント4度目の制覇に向けて好位置につけた。また併催のチェコ選手権では、この時点で今季のタイトルが確定した。

「素晴らしい一日になった」とコペッキー。「ファビアR5は、素晴らしい動きをしてくれた。今日最初のステージでは大きな穴にヒットしたが、マシンの強さを痛感した。ミスをせず、いいペースで後続とのギャップを広げる事ができた」

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昨年の今イベント覇者、バクラブ・ペック(MINIジョン・クーパー・ワークスS2000)は、地の利を生かして高速でバンピー、それでいてナローなステージをクリア。しかしコペッキーとの間には35.4秒の差ができている。

ERCシリーズリーダーのカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)は、選手権リードを広げる事を目指して猛プッシュ。しかし、SS5でブレーキから出火、デイリタイアを喫した。

一方、シリーズ首位奪還を目指すクレイグ・ブリーン(プジョー208 T16)もSS5で受難。パンクに見舞われ、2分半をロスし、優勝の望みが消えてしまった。その後もパンクが続き、この日を終えて遅れは3分にまで広がってしまった。カエタノビッチがリタイアしていることから、ブリーンは最終日、総合11位からできるだけの挽回を目指す。

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ERC2では、デビッド・ボッカ(三菱ランサーエボリューションIX)、ERC3・ERCジュニアはエミル・ベルクビスト(オペル・アダムR2)が首位につけている。

また、日本からエントリーしている川名賢(フォード・フィエスタR2)は、総合55位でこの日を終えている。

ERCズリン レグ1終了時点の暫定リザルト
1 J.コペッキー(シュコダ・ファビアR5)1:21:30.2
2 V.ペック(MINIジョン・クーパー・ワークスS2000) +35.4
3 K.カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +58.2
4 A.ルキヤナク(フォード・フィエスタR5) +1:30.4
5 P.ボルセク(シュコダ・ファビアS2000) +2:06.3
6 M.ノバク(シトロエン DS 3 R5) +2:56.4
7 J.チェルニー(シュコダ・ファビアS2000) +3:04.8
8 C.マルティン(プジョー208 T16) +3:20.8
9 H.コバス(シュコダ・ファビアR5) +3:22.2
10 A.トルスタック(シュコダ・ファビアS2000) +4:15.0



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