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ERCズリン:予選トップはコペッキー、SS1はペックがベスト

©ERC

ERC第7戦チェコ・ラリー・ズリン(ターマック)は8月28日、予選ステージ、セレモニアルスタートに続いてSS1の走行が行われた。

予選ステージでは、地元チェコのマニュファクチャラー、シュコダのワークスドライバー、ヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアR5)がベストタイム。ステージはダスティな路面が予想されるものの、コペッキーは一番手の走行順を選択した。

この日の夜にズリンの市街地で行われた、スーパーSSを3ループするSS1(9.51km)では、エントリーする129台がリバースオーダーでスタート。セップ・ウィガン(シュコダ・ファビアS2000)はエンジントラブルでスローダウン、アレクセイ・ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)はインターコムにトラブルが発生した他、他車のアクシデントでイエローフラッグも出るなど波乱の滑り出しとなった。この日最終ゼッケンのコペッキーがフィニッシュラインを超えたのは、予定から1時間遅れての深夜だった。

この中、MINIジョン・クーパー・ワークスS2000のバクラブ・ペックがベストタイムをマークし、首位に立った。コペッキーはハードコンパウンドタイヤのグリップを得るのに苦戦し、3.6秒差の2番手タイムだった。

フィエスタR2でエントリーしている日本の川名賢は、総合39位で開幕ステージをフィニッシュしている。



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