2017年シーズンのトヨタ入りが噂されるヤリ‐マティ・ラトバラが、12月8日、フランスのコルシカで行われたヤリスWRCのターマックテストに参加した。その模様を、ベルギーのラリーサイトが公開している。
TOYOTA GAZOO Racingのサービステントに戻りマシンから降りたラトバラは、スポンサーロゴはないものの、TOYOTA GAZOO Racingのチームカラーを思わせる赤と黒のツートンのオーバーオールに身を包んでいる。ラトバラがドライブするヤリスWRCを観察すると、フロントバンパー開口部や強化されたサイドシルなどの形状は先日セバスチャン・オジエがテストした時とほぼ同じものと思われるが、リヤウイングやリヤバンパーなどは大きく仕様が異なっており、デビュー戦となるモンテカルロに向けて様々なトライが行われていることを予想させる。
トヨタは12月13日に、チームが拠点を置くフィンランド国内、ヘルシンキでWRC参戦体制発表会を行うことを明かしており、この場でドライバーを発表する予定となっている。