WRCアルゼンチン:ラトバラがリードを拡大 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアルゼンチン:ラトバラがリードを拡大

 

WRC第5戦アルゼンチンは、競技3日目SS10までを終えてフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラが首位を維持。2番手のチームメイト、セバスチャン・オジエとのリードを拡大している。

この日設定されたのはSS6からの計5ステージ。SS6/8は39.99km、SS7/9は39.16kmというロングステージをこなし、カルロス・パスでのスーパーSSが行なわれる。

競技2日目にデイリタイアした5台もラリー2規定で戦線に復帰し、初日と同じく11台のWRカーがスタートを切った。SS6ではそのうちの1台、アンドレアス・ミケルセンが渾身のベスト。総合首位のラトバラは先に走るオジエのタイムを見ながら差をキープし、2番手タイムでSSをフィニッシュした。このSS6ではヒュンダイのダニ・ソルドがエンジンオイルを失い再びリタイアの憂き目に遭っている。

続くSS7のベストタイムはラトバラ、オジエが2番手で続き、3番手タイムのミケルセンが総合7番手から総合4番手にジャンプアップとフォルクスワーゲン勢が好調を維持している。総合3番手を走るクリス・ミーク(シトロエン)とミケルセンとの差は約2分50秒。

サービスを経たSS8、オジエはフィニッシュ目前でタイヤとフロントフェンダーにダメージを受けるも2番手タイムでフィニッシュ。オジエは原因について「心当たりがない」と首をひねる。総合トップのラトバラもスピンとエンジンストールに見舞われたがベストタイムを獲得している。

折からの雨で霧に見舞われたSS9でもラトバラはトップタイムをたたき出し、3連続ベストタイム。ステージ2番手はこの日の先頭走者となったフォードのミッコ・ヒルボネン、3番手にはオジエというオーダー。オジエはSS8でのダメージが原因でフロントバンパーも失っており、それがエンジンのオーバーヒートを引き起こしている模様だ。SS9では総合5番手を走っていたロバート・クビカが大きく遅れて6番手にポジションダウン、代わってヒュンダイのティエリー・ヌービルが浮上した。

日が暮れたカルロス・パスに用意されたSS10は、木曜日と同じ2台同時スタートのスーパーSS。10台のWRカーによる対戦カードが組まれた。

ヒルボネンvsオストベルグの同門&北欧出身者対決はオストベルグが勝利。ヌービルvsミケルセンの若手ホープ対決はヌービルが制し、このSSのベストタイムも奪った。クビカvsマルティン・プロコップ(フォード)は経験で勝るプロコップが面目躍如。エルフィン・エバンス(フォード)vsミークの英国出身ドライバー対決はミークに軍配が上がった。そして、首位と2番手を走るラトバラvsオジエはラトバラがオジエを1.3秒上まわる2番手タイムをマークした。

この結果、ラトバラが首位を守り、2番手オジエとの差を31.2秒まで拡大。3番手にシトロエンのミーク。ヌービルが5番手まで浮上し、クビカがフォード勢トップの6番手となっている。

最終日の日曜日はSS11〜14まで4本のSSを予定。ミナクラベロ、エルコンドルという名物ステージを2回ずつ走行する計76.78kmで、最終ステージは上位3位までボーナスポイントが得られるパワーステージだ。

SS11は日本時間11日日曜日の20:56スタート、フィニッシュは深夜2:38の予定となっている。

【SS10後暫定総合順位】
1:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン)3:33:19.1
2:S.オジエ(フォルクスワーゲン)+31.2
3:K.ミーク(シトロエン)+3:47.0
4:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン)+5:43.0
5:T.ヌービル(ヒュンダイ)+6:40.9
6:R.クビカ(フォード)+7:14.4
7:E.エバンス(フォード)+7:52.0
8:M.プロコップ(フォード)+8:20.9
9:N.アル-アティヤ(フォード/RRC)+16:20.6
10:M.オストベルグ(シトロエン)+20:35.8



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