全日本ラリー福島:半数がリタイアのグラベル戦で奴田原が2連勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー福島:半数がリタイアのグラベル戦で奴田原が2連勝

 

全日本ラリー選手権第3戦「がんばろう!福島MSCCラリー2014」が6月7日〜8日にかけて行われた。

デイ1は3つの林道とルネサンス棚倉のギャラリーステージを各2回ずつ走行する8SS、デイ2は2カ所の林道とギャラリーステージを2巡する6SSで、SS総距離は62.72km。轍のできやすい荒れたグラベルが、週末にかけて降り続けた雨によりさらに滑りやすくなり、約半数がリタイアするという、過酷なサバイバルラリーと化した。

JN6クラス(旧JN4クラス)は先頭スタートの奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションX)が3つのSSを制して首位に立つ。2ループ目に入ると新井敏弘(スバルWRX STI)が猛然と追い上げ、SS5で奴田原を逆転するが、続くSS6でシフトリンケージのトラブルによりデイ離脱。デイ1は奴田原、27.4秒差で勝田範彦(スバルWRX STI)、奴田原と1分8秒差で炭山裕矢(スバルWRX STI)が続く。

デイ2に入ると勝田と新井がベストタイムを奪い合うが、デイ1のリードを覆すことはできず、奴田原がグラベル2連勝。勝田が2位、炭山が3位に入賞した。

JN5クラスはレッキを終えた段階で2台が出走不能、さらにデイ1だけで8台がマシントラブルなどでリタイアを喫し、川名賢(トヨタ86)が首位、27秒差で木村謙治(スバル・インプレッサ)、二瓶崇(ホンダ・インテグラ)という3台のみの戦いに。デイ2はリタイアからの復帰組が上位タイムを刻むなか、悪天候を見事に走り切った川名が、86に乗り換えて3戦目にして初勝利。木村、二瓶もそのままフィニッシュし、表彰台を獲得した。

JN3クラスは今季負けなしの天野智之(トヨタ・ヴィッツ)がSS2からトップを堅持。リタイアが続出したライバルたちに対し、安定した走りを披露し3勝目をマークした。最終のSS14を終えて2番手は唐釜真一郎(マツダ・デミオ)だったが、最終SS終了後に駆動系トラブルによりサービスに戻れず悔しいリタイア。2位は石川昌平(トヨタ・ヴィッツ)、3位は猪股寿洋(スズキ・スイフト)が獲得し、4位の藤田幸弘(マツダ・デミオ)を含めて生き残ったのは11台中わずか4台だけだった。
※初出時、天野選手のお名前を誤っておりました。お詫びいたします。

JN2クラスはデイ1を高橋悟志(トヨタ・ヴィッツ)がリード。しかしデイ2に入ると田中伸幸(スズキ・スイフトスポーツ)が巻き返し、2本目のSS10で逆転。最終的に18秒までリードを広げ、一騎打ちを制した。

JN1クラスは前戦でブローしたエンジンを載せ換えた中西昌人(ダイハツ・ストーリアX4)が堅実な走りで今季初勝利。鷲尾俊一(ダイハツ・ストーリアX4)と2台のみの完走だった。



ワールドラリーカレンダー2018
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