WRCイタリア:デイ2コメント「トップ争いに復帰できてうれしい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCイタリア:デイ2コメント「トップ争いに復帰できてうれしい」

©Hyundai Motorsport

ラリーイタリア、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。昨年終盤から続いた負の連鎖をようやく断ち切ったかのように、快走を見せて序盤首位に立ったヌービル。走行順での有利に触れながらも自身の走りに満足していると語った。

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合首位
「素晴らしい一日を、60回目のWRCステージウインで締めくくる事ができた。僕らがまだトップに立っているのを見て、みんな喜んでくれていると思うし、もちろん僕らもとてもハッピーだ。今日は走行順で有利だった事は考慮しなくてはならないが、ベストタイムを5回出すなどいい走りができたし、とても自信になった。明日はまた違ったタイプのステージになるけど、マシンのいいフィーリングを維持して今日のようなペースを明日も見せたい」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ケビン・アッブリング/総合24位
「ポルトガルで苦戦したので、今回はいいスタートを切りたかったが、そうはならなかった。プロペラシャフトを破損してしまったため、午前のループはFFで戦わなくてはならなかった。日中サービスで修復し、午後は慎重なペースでリズムを組み立てたが、すぐには流れに乗れなかった。まだラリーは終わってはいないし、明日はもっと実のある、ポジティブで有意義な一日にしたい」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

ヤリマティ・ラトバラ/総合2位
「サルディニアはシーズンで最も難しいイベントの一つ。マシンを労らなくてはならない。そして気温も高い。今日はタイヤのマネジメントが完璧にいかず、最終ステージまでしっかりプッシュすることができなかった。それでも、今日の結果には満足している。明日は、マシンに少し変更を行う。タフな一日になるのは誰にとっても同じだし、ティエリーとの差を詰めていきたい。優勝も含めて、あらゆる可能性に挑んでいくよ」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

セバスチャン・オジエ/総合3位
「とてもハッピー。予想よりもいい出来だ。今日は全開で攻めた。アンドレアスやマッズの前につけたいと思っていたので、差は大きくはないが、その通りのことができた。午後は特にナローでラフでグリップが少なかったので、最初のループではリスク覚悟でソフトのタイヤを選んだが、それがうまくいった」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

アンドレアス・ミケルセン/総合4位
「午前はアグレッシブなタイヤ選択を行い、ソフト4本とハードめのコンパウンド1本で行った。チョイスはよかったが、すべて予定通りにはいかなかった。午前の最後のステージでは、選んだタイヤを装着する時間が足りず、1本がかなり剥けたタイヤで走るしかなかった。だから、必要以上に慎重なアプローチになった。午後は同じステージを走ったのに全く違ったラリーになったようで、グリップがすごくあった。上位とは僅差なので、ポディウムのチャンスもある。今日は精いっぱいやったので、ハッピーだよ」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

マッズ・オストベルグ/総合5位
「いい一日だったし、トップ陣と張り合えるペースが取り戻せてうれしい。午前はタイヤ戦略は完璧だったが、午後は少し流れが違った。みんなよりも1本多くスペアを積んだ。大きな違いはなかったが、重さが増えた分、マシンバランスが微妙に変わりラインを維持するのに苦戦した。でも、全体としてはハッピーな内容だ」

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

エリック・カミリ/総合17位
「とてもいい滑り出しだったし、SS1の速さにはとても喜んでいる。前回のポルトガルよりもよかったと思う。テクニカルな問題がなければマッズとも競り合えたと思うので、少し残念。午後はプッシュしたが、初めて経験するステージをフルスピードで走るのは、リズムをつかむのが難しかったし、ミスもした。今日は運がよかったとは言えないが、明日はもう少しプッシュしていい成長を見せたい」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ダニ・ソルド/総合6位
「今日の内容はOK。トップ6につけていてよかった。今日は、少し自信が欠けていた。コンディションはかなりスリッパリーな時もあった。全体的なマシンの挙動はかなりよかったが、午後のループではラインの外を走るのが難しかった。明日に向けて、マシンを少し改良しなくてはならない。まだタフなステージが残っているのでプッシュを続けて、タイムを詰めていかなくてはならない

ヘイデン・パッドン/SS7でリタイア
「今日も忘れたい一日になってしまった。チームには申し訳ないとしか言うことがない。つまらないミスだった。午前のループが今一つうまくいかず、スピンでかなりタイムロスをして悔しかった。その後、ウォールに接触してリアのサスペンションアームが破損した。午後は流れを取り戻したかったが、SS7でコースオフし終わってしまった」



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