WRCポルトガル:デイ2コメント「サービスに戻せてよかった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:デイ2コメント「サービスに戻せてよかった」

©VOLKSWAGEN

ラリーポルトガル、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。アルゼンチンでの衝撃リタイアに続き、ポルトガルでもトラブルと再び負の連鎖に陥るラトバラ。マシンをサービスまで戻せたことをポジティブな要素に挙げるのが精いっぱいだった。

CITROEN/@World

CITROEN/@World

[アブダビ・トタルWRT]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合首位
「スタートからフィニッシュまで速くいられて、今日を終えてとても満足。たぶんこの数ヶ月、ラリーから離れて過ごしていたことで、勢いが爆発したんじゃないかな! 午後はタイヤの選択もうまくいった。SS5がキャンセルになり、ヘイデンがコースオフしたとても荒れたセクションをゆっくり通過したが、幸い午前中にいいタイムをだしていたので、スチュワードが考慮したタイムを与えてくれた。ポルトのストリートステージにハードタイヤを選んだので少し走りにくかったが、それでもループ全体を考えればベストの判断だった。こんなにリードを築いて今日を終えられるとは思っていなかった。でもまだ金曜日だし、先は長い。この調子を維持していきたい」

ステファン・ルフェーブル/総合6位
「チームにとっていい一日になったし、WRカーでのここまでで最も堅実なパフォーマンスが出せた。スプリットがよかったところもあるし、なかなかいいSSタイムもあった。でも2ループ目はとても難しく、水たまりや石だらけだった。グラベルでの経験はまだ多くないが、マシンのことを理解し始めた感触がある。ここ数戦よりもいい走りを期待していたが、こんなに上位陣に迫れるとは思っていなかった」

ハリ・アル‐カシミ/総合16位
「ミークがトップでチームがリードしているのは、素晴らしい。チームはこのリザルトにふさわしい努力を続けてきた。選手権にフル参戦しておらずここ2戦はスキップしたが、それを取り戻せた。ステファンもいい走りをしている。この難しいコンディションの中、クリスは見事なパフォーマンスを見せている。自分もマシンに満足している」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

セバスチャン・オジエ/総合2位
「いい一日だった。自分のパフォーマンスには、とても満足している。午前のコンディションは、予想よりもよかった。午後は少し難しくなったが、一般的なことで言えば順調にこなせた。午後は厳しい展開だった。ライバルが何人もトラブルに遭ったので、初日を無事に終えられたことがまずうれしい。土曜日は順位を上げることを目指していく」

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合9位
「天気の関係で、午前中は自分のセットアップとタイムは理想的ではなかった。午後はハードにプッシュしたかった。しかし、SS5で穴にヒットした時に、パワーステアリングにダメージを負った。これで、争いの面では非常に厳しくなった。マシンをサービスに戻すことができてよかったよ」

 Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ダニ・ソルド/総合3位
「全体としてはかなりいい一日だったし、新型i20 WRCでいいペースを見せることができてうれしい。今日最初のステージではタイヤを温存したが、日中サービスまでにペースを上げて行った。マシンのフィーリングは最高。午後もいいタイムが出せた。SS7では左フロントがパンクし、少しロスをした。何が起きたのかハッキリ分からないが、タイヤはステージのフィニッシュまでにデフレーションを始めていた。マシンの挙動はいいし、そんな時は自分も自信を持ってプッシュできる。」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合4位
「初日の内容にはハッピーだ。かなり荒れている区間があったので、午前は少し慎重に行った。でもマシンのフィーリングはとてもいい。全体としては、もう少し攻めの走りをすれば、ペースを上げることができる。自分のポジション的には、自信を持って土曜日を迎えることができるよ」

 Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合5位
「自分のパフォーマンスと順位にはまずまず満足できる。たくさんのファンが集まったポルトのステージでベストタイムを2回出せて金曜日を終えられたのはよかった。午前中は少し慎重になりすぎた。でも、このアプローチでなぜこんなにタイムをロスするのか、分からない。30秒も差がついていたのは信じられなかった。そこからペースを上げて、自信を高めていった。まだ改善の余地はあるが、いくつかポジションを挙げることもできた。SS7は左フロントタイヤにトラブルがあり、ステージのスタートでエアが漏れ出し、最後の5kmで完全にデフレーションを起こした。タイムロスにはなったが、明日は5位から建て直したい」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ケビン・アッブリング/SS3でデイリタイア
「去年のGB以来のWRカー参戦の初日がこんな終わり方になって、もちろん残念だ。このステージはあまり経験がなく、次に予定しているラリーに向けてグラベルでの自信をつけることが今回の目的だった。コンディションはよく、あまり力を入れすぎないように気をつけていた。SS3の左コーナーで、路面が少しサンディになっているところがあったので、滑るかと思ったが予想よりもグリップがあった。それでマシンが思った以上に曲がってしまったので壁に接触し、ステアリングアームを破損してしまった。修復を試みたが、走行を続けることができなかった。幸い、明日はラリー2で戻ることができそうだ」

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

マッズ・オストベルグ/総合7位
「午後はもっとペースがあったと思うし、ギアボックスも順調でプッシュする自信もあった。グリップももっとあったので助かったし、自分も楽しめた。もっとプッシュすることもできたが、とにかく自信をとり戻そうとしていた。明日何ができるかは分からないが、この調子を続けていきたい。パッドンがいなくなり、自分たちは2番手から走行する。どうなるか分からないが、ハードにプッシュして、戦い続ける」

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

エリック・カミリ/総合8位
「とてもいい一日になった。すごく成長できたし、マシンへの自信もあった。自分のタイムは安定してよかったと思うし、目標にしているマッズにもかなり近づけた。もちろん、ラリーはまだ終わっていないし、確実にフィニッシュしなくてはならない。経験を積むために来ているが、自分のベストにも挑みたいし、すべてのチャンスを成長につなげたい」



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